相馬市の漁業再開について
試験操業で漁獲された福島県相馬市沖のタコとツブ貝がタコはミズダコとヤナギダコ、ツブ貝はシライトマキバイが先日25日から相馬市、福島市のスーパーで店頭販売されましたが、
漁港近くにおすまいだったおんちゃんに聞くと

『船で5時間かけて漁場に出ている。ず~~~~っとずっと沖の方だ。』
『震災前は1本1000円で売っていたタコの足を、今は1本250円で売っている。
 船の燃料代も考えると稼ぎにはならないよなあ』


とのこと...うーんまだまだこれからだね。でも、また海に出て漁が出来る事がどんだけ
海のおんちゃんたちにとって嬉しい事か!にひひ
どんだけ辛かったよ~家も船も、家族や友人も流されて、船を直しても、放射能で漁も出来ない
隣の県では『漁業の復興!カキ漁が再開!』なんぞを横目で見て
こことどうちがうんだべ?海はどこまでも繋がってんだぞ...。って悔しい思いで見てさ~
何もしないで仮設(?)にいれば家族にうっとうしがられ、居場所が無くて、やっとほっとできる
パチンコに行けば、支援金で遊んでるって言われてさ~...

あげくに、やっとやっとたどり着いた試験操業では
『汚染された海産物を流通させるな』って言われてなあ。
検査してるものだからこそ出してるんだけんども。
だってここで中途半端に検査して出したとしたら
それこそ信用されなくなる。だからこそ検査して出せるものを慎重に出しているんじゃない。

松川浦の海苔も、風光明媚はさることながら、一級品の品質を誇っていたけど
そこもだめになって、
でも、出荷できないと分かっていても、今年も海苔養殖の網を張って、育てている。
そうしないと、仕掛けや漁場がダメになっちゃうから。
出せないものを作って、捨てる時の心持ちはどんなもんだろう。。。


でも!ほれ。
地元では出したその日の午前中にはこれだからね~!
ヒビ、Espoir chiar
ヒビ、Espoir chiar