最近は色んな出会いが増えていて
２０代前半の子と話をする
機会も増えています。
嬉しいことに占いやスピリチュアルに
興味持ってくれる若い子も多く、
恋愛とか好きな人との相性が
気になるのかなぁー？なんて思ってたら
意外にも仕事のことを知りたいと…
驚いたのが２０代のうちから
自分に合った職業や使命を知りたがるのです。
こんなに若いのに将来のことを
知りたがるなんて、なんて真面目な…
昔の自分とつい比較してしまいます(笑)
凄いと思う反面、
そんなに考えすぎないで
若い時はもっと不真面目に生きても
大丈夫だよと思ってしまったりもします。
合うか合わないかよりも
今はそれをしている時の自分が
好きかどうかだけを考えていたら良い。
もし仮に失敗したとしても
失敗しても許される時に失敗しないと。
じゃないといつか 失敗が許されない人生に
なって自分で自分を苦しめちゃうから。
失敗を気にせず自由に生きてほしいな…
なんて、偉そうに年配の心が働きます。
人生そんなに早く
固めるのは良くない
私の持論です。
安定に固めに行くことで
早くに安心が得られると思うのですが
でも人は、そしてこの世は
常に変化し続けるもの。
固めたつもりでもある日突然
崩されることも起こるし、
まず人が変化する生き物である限り、
ずっと現状維持は道理に合わないから
どこかでマンネリ起こしたり
歯車が狂ってしまったり限界が来ます。
少しでも時間を無駄にしないように
最初から自分に合ったものを手に入れたい
気持ちも分かりますが、
でも 途中で飽きたり、辞めたり
手放したりってそれらは全然
失敗にはならないんですよね。
全部「経験」となって必ず
後から繋がったり
いつか回収できる日が来るから。
人は変化するものであり、
そして
その変化を楽しんでいる姿が
本来の在り方です。
子供が砂場遊びで
砂のお城を作っては壊してまた作って…
あの姿をイメージしてみてください。
あの無邪気な姿が
私たち本来のエネルギーに溢れた姿。
作ったり積み上げる作業も楽しいけど
壊す作業だって
また新しく作る作業につながって楽しいこと、
大人になると忘れてしまう心ですよね。
作ること、積み上げることに
必死になってばかりいると
こんなに作り上げてきたのだから…と
手放すことが怖くなって
いつかその城に自分を縛り付けて
出れなくなってしまう人をよく見かけます。
ひとつの環境に合わせることのできる
「続ける能力」も素晴らしい能力ですが
いつだって自分の手で
自分に合うものを探すことができる
本来の身軽さと力を忘れてしまったら
幸せではなくなってしまいます。
人生を固めにいくよりも
いつでも崩せる勇気を
持っていることのほうが
これからの時代で重要。
自分に合わなくなったらいつでも
抜けます・手放せますっていう気持ちで
いたほうが楽で生き生きとするし
それが自然なんです。
これからの時代、
大きな変化の渦の中にいる私たちは
この「リセット力」を持つことが大切です。
未来がどうなるか分からない
でも、私はどうなったって
そこからまた生み出せる
この意志の強さを持った人に
力は生まれるのです。
もったいないからといって
キャリアを捨てられない人が多い中、
サクッと捨てられるのは強みでしかありません
「仕事が続かない」「経歴が…」と
気になっている人もいるかもしれませんが
無理して合わない仕事を続けた先に
いつか自分が壊れてしまって
「もう働きたくない」「何も出来ない」
となるのが一番怖いじゃないですか。
だから考え方を変えたら
転職は早めに合わないものに見切りをつけて
「働く意欲を守った」と思ってください。
何もしたくなくなるよりマシです。
これを手放したら終わりだ
という思考こそ幻想で
本当のあなたは
何にも囚われず自由で
いつだって手放せるし
いくらでもこれから創り出せる存在なのです
辞めるのは敗者ではなく、
挑戦者だということを忘れないでいてください
手放せる勇気を持つ者は
新しく生み出せる力を持っている
この「勇気」というのは
もう場数(経験)から得られるもの。
だからこそ、
続くかどうか分からなくても
それが上手くいくかどうか分からなくても
「今の自分の気持ちに従う」
ということが大切なのです。
周りは色んなことを
言ってくるかもしれませんが
それはあなたのことを大切に思うから
心配してね。
でもここでその人の言葉に従ったら
いつか後悔をその人のせいにしちゃうから。
次は環境のせいや人のせいでなく
自分のせいにできるまでやろう
今やりたいことをやるのが一番です。
安定安定と安定志向な世の中ですが
幸せを感じるのは安定ではなく
自分の心。
その心は案外
刺激を求めていたり、
勇気を求めていたり、
変化を求めていたり、
やるのもやめるのも
何をしたって自由を求めているものです。
幸せになりたかったら
自由になってください。
