あと数時間で、またあの時間がやってきます
１９９５年１月１７日明朝
あの地震が起きました

きっと、忘れようとしても忘れることはできません

あの日の朝、経験したことのない揺れにたたき起こされ
恐怖で、自分でも考えられないような行動にでてしまったこと

あの週の翌土曜日が、前の年の暮れに亡くなった祖父の四十九日の法要で
殆どの親戚が西ノ宮方面からの陸路が寸断された為に
わざわざ自分たちの漁船や、小さな運搬用の貨物船に乗り合わせて
海から法要に足を運んできてくれたこと

長いこと余震で、条件反射のように体が硬直して
トラウマになってしまったことなど・・・・

そして一昨年、また世界規模の震災が東北で起きたこと

この国に生まれたからには、免れないことなのでしょう

真正面から受け入れ、当時の事をしっかり胸に焼き付け
災害に遇われた方達を思いながら、生かされている事を考えながら
生きていきたいと思います