映画は、人気のあった漫画をもとに作られていた。
その漫画の内容は、こうだ。
2022年、謎の疫病が流行る。
男性がその病気かかっても症状がほとんどなく、死に至ることはないが、女性はその疫病にかかると、80%の確率で死に至る。
後の研究でその疫病は空気感染などではなく、性交○によってのみ移ることがわかったが、疫病に感染しているかどうかの判断が極めて難しく、発症して初めて気がつくため、症状の軽い男性が気がつかないうちに、女性に移してしまうのだ。
この研究結果が世に知られると、女性は性交○を拒み、やけになった男性が暴行へと走る負の連鎖が続く。
そして、またひとり、またひとりと、疫病の犠牲者が生まれていった。
これでは、女性はどんどん減り、子供をもつことが難しくなり、いずれ、人類は滅びてしまうのではと懸念されていたが、ある事実が判明した。
性交○をもたず、人工受精をしたものは、正常な出産をし、疫病の犠牲ならないのだ。
このことから、女性と男性は年齢に関係なく分離されることとなる。
男性の領域では、優秀な遺伝子を提供するために、子供のころから、成績優秀、容姿端麗などすべてを兼ね備えた男子は、寮つきの学校で特別な待遇を受け育てられた。
その優秀な学生が集まった学園で起きる複雑な愛の物語だ。
ユノの役は、その学園の生徒会長、ジフン。
優秀で、秀でた美貌から誰からも憧れられる。リーダー気質で、回りにはたくさんの仲間や後輩がいる。
楽しい学園生活のはずなのに、何か物足りなさを感じていた。
ソジュの役は、ユノを慕う副会長、ソジュン。
愛くるしさと人懐っこさから、ユノにも可愛がられている。そして、密かにユノに恋心を抱く。
チャンミンの役は、成績優秀、容姿端麗でありながら、大人しい性格のミンジュン。
それには、彼の育ってきた環境にあった。
彼の母親は、自宅で出産。
男なら一才のときに引き離され、別な世界に連れていかれることが嫌で、娘と偽り、女性ばかりの中で育てた。
だが、12才のときに、そのことがばれ、チャンミンは母親から引き離され、男性の世界に。
なかなか馴染めないミンジュンと、そのミンジュンが気になるジフン、そして、そこにソジュンが絡む。
彼らの未来は、、、。