さて、コレどうなんでしょうね。



確かにチーム運営にも問題があったような記事が見受けられますし、チームを守る事が先決というJBLの気持ちもわからなくも無いです。


ただ、

フ社の代理人は「処分によって株主、債権者の権利が失われた」として、損害賠償を求めて提訴する方針を明らかにした。


と書いてあるように、少なからず運営中、そのチームを支えて来た人達にも「権利」がある訳であります。裁判所が、JBLのこの決定を簡単に認めてしまうと、プロスポーツビジネスに「トカゲのしっぽ切り」が広がる可能性もあり、それこそ日本のプロスポーツビジネスに×が着くのではないでしょうか。

選手やスタッフ等が、継続している以上、このケースは「事業譲渡」であり、株式は売却、債権は運営を引き継いだ会社が引き継ぐべきであります。

どのような経緯があったにせよ、他にも解決方法が絶対にある訳で、JBLの浅はかな決定であると私は思います。

下記、JBL HPから抜粋。
スポーツビジネスとしての成立のために― 立つべき2つの視点(価値最大化と長期展望)

■価値最大化
リーグ、チーム、選手の持つ諸権利を効果的に活用し、スポーツビジネスとしての発展のために、バスケットボールの持つ価値の最大化を図ります。
■長期展望
クラブや選手が安心して目指すことのできるリーグとして、将来にわたって存在するために、安定した経営を持続できるビジネススキームを構築します。


よー言うわ。。。。
”クラブや選手が安心して目指すことのできるリーグ”ならば、なぜトカゲのしっぽ切りをやるのかわからん。
リーグとは別法人であるチームの”生き死に”までリーグが奪えるような力を持っているのであれば、誰も安心して目指す事なんか出来んだろ。



こんな事やってるから、日本のプロバスケは強くなんないのよ・・・。