先日、大変お世話になっているBtoB広告協会の副会長である河内さんがご来社頂いた時にお伺いした話し。


「ノウハウの伝達は最低5年掛かる」


ジョブローテーが主流になっていきてて、当社も出来るだけ個人の意向を尊重し、配置転換をしているけれども、そんなんじゃ、本当の意味での「伝達」は出来ないってことですね。

昔に比べ、隣の芝生は青く見えるのが劉著なので、数年で出来たつもりになるんだけれども、実はまったくそんな事は無く、師と呼べる人が居なくなった瞬間にまったく使い物にならない人って結構居るんだよね。特に「ものつくり」等の世界では。

そもそも仕事ってプロフェッショナル(ホンモノ)じゃなきゃダメなんだが、最近、色んな方と話す機会で皆さんがおっしゃる事は「ホンモノが少なくなった」と言う。


「少なくなった」ってのがミソね。


今は、インターネットが当たり前になり、小手先で仕事が出来たりするんだけれども、その小手先ってのが厄介で、小手先である意味うまくいくものだから「出来る人間」と勘違いしちゃう。
そういった人間をみて、大人は「昔は良かった」とか「インターネットがダメにした」とかまたアホな事言っちゃうもんだから、縦軸に歪みが出ちゃう。

要は、いかなる時代においても、仕事の仕方の基本って何も変わらない。
私は、バランスとセンスだと常に思っているが、それををうまく時代の流れに乗せ、ホンモノに変えていく人ってのは確かに少なくなったののかもしれないね。
ただ、そのホンモノと呼ばれる人は、その時代を感覚で読み取り、独立していったりするんだろうけど、そんな人ばかりじゃないしねぇ(笑)


そんなことを考えていたら、こんな記事がぽーんとメール来た。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140121-00010006-dime-soci


まぁ、一長一短だ(笑)