先日池谷さんとウロウロしているときに製菓材料店に出会い、「そういえば微粒子グラニュー糖が切れてたんだった!」と購入しました。


微粒子グラニュー糖は1kg。


重い荷物は何も言わなくても持ってくれる池谷さん。

たまにはいいところもあるんやで。



で「わざわざデパートで高いグラニュー糖を買うのはなぜか?」


と聞いてくるので


・微粒子グラニュー糖は製菓材料店にしか売ってないこと

・田舎の地元では手に入らないこと

・お菓子作りには微細グラニュー糖がめちゃくちゃ便利なので常に家に置いてたいこと


などを説明しました。



お菓子作りをする人なら絶対に知っているであろう「微粒子グラニュー糖」もしくは「微細グラニュー糖」(メーカーが違うだけでどっちも一緒)


いつものグラニュー糖をさらさらに細かく砕いたもので、微粒子のため生地馴染みが良く使い勝手がものすごく良い。


砂糖でクッキーなどの焼き菓子の仕上がりは変わってくるので大事なのです。



「じゃあ粉糖でいいやん」

とお思いでしょうがこれがまた仕上がりが全然違うんだよなぁ。


わざと粒を残して表面をザクザクにしたい場合などはグラニュー糖


きめ細かなホロサクサブレを作りたいなら粉糖


サクッと歯切れのあるクッキーなら微粒子グラニュー糖


白砂糖は水分が多いのでクッキー作りではあまり使わない。(白砂糖でも普通に作れます)



しっとり系の焼き菓子はブラウンシュガーを使うことが多いです。

(コクやしっとり感が出るし色味が絶妙に良くなる)


砂糖には色々な種類、様々な特性があるためTPOに合わせて使っています。



話しが逸れました。



とにかく微粒子グラニュー糖は素晴らしいからちょっとぐらい高くても買うんだよ、という話をしました。



すると

「微細にしたらグラニュー糖じゃなくない?」


と言い出しまして。


「グラニュー糖って結晶化させた砂糖のことを言うでしょ。砕いて結晶じゃなくなったら厳密にはグラニュー糖じゃないと思う。


そもそもグラニューって粒状の、って意味でしょ?粒状じゃないならグラニューじゃないよね。粉糖だよね?」



はいはいはいはい

来たよ来たよ

始まりましたよドヤドヤ雑学自慢屁理屈タイムがよぉォ。


以前までは静かに聞いてたんだけど限界突破したので最近はもう

「はいはい〜始まったよ〜はい〜皆さんお聞きくださ〜い」

といちびり倒してます。


しかし関係なく喋る池谷。

雑学は言い終わるまで絶対辞めない男。



私がプリンの概念の話をしたときは「理屈っぽい」と一蹴したくせにお前はどうなんだよお前もだろうがよぉぉぉ




「そういう製品名ですのでクレームでしたら製造会社にどうぞ。」

としっとり終わらせました。






私はくりぃむしちゅーの上田さんが昔から大好きです。


キレのある例えツッコミ、豊富な雑学、うんちく。


上田さんのことが大好きでこんな人とお付き合いしてみたいわぁって若い頃からずっとずっと憧れでした。



しかし目の前に実際うんちくを語る奴が現れたらどうでしょう。


めっちゃうざいことに気付かされる。


知識豊富でいいやん、雑学って楽しいよね、というレベではない。

会話でマウントを取りたいタイミングで知識を披露してくるのがイラッとくるのです。



特に私の守備範囲であるアニメ、漫画、お笑い、製菓界隈でドヤドヤされるのはたまりません。



まぁお笑いや漫画でドヤドヤされることはないけれど(本人に興味がないからそういう会話をしない)


食べ物の話になったら目の色を変えて語ってくる。


そしてものすごーーく食べる。食べて食べて食べまくる。


もしかして前世ダイソンだった?

と思う。




朝から何言うてるんだろうね。ふう。