朝起きた時から胃腸が痛くて痛くて

それでも出勤さえすればあとはどうにかなるだろうと思いがんばって出たのだけど

駅で猛烈に胃腸が痛くなり脂汗びっしょり。歩けなくなる。

痛くて痛くてもうこれは会社まで行けないと思い駅から出て長椅子でうずくまる。


通り過ぎる人はほぼ無視。
たまにちらっと見て通り過ぎて行く人も。

通勤時間なので仕方ない。
駅員さんを呼べたら、、、と思うが声が出ない。

15分ほど激痛でうずくまっていると関西マダムが声をかけてくれた。

テキパキと駅員さんを呼んでくれて救急車を手配してくれた。

体調が悪いのと感謝の気持ちで涙がポロポロこぼれてきた。
高級柔らかティッシュを差し出してくれるマダム。
救急車が来るまで心配だからと隣で見守ってくれたマダム、優し過ぎんか。


倒れたとき、いつも声をかけてくれるのはマダム。

関西のおばちゃんはお節介と言われるけど、こういうとき声をかけてくれるのは絶対に関西のおばちゃん。

私はこれを見習いたいのでしんどそうな人を見かけると必ず声を掛けるようにしている。

優しくしてもらうとお返ししたくなる。
優しさの循環。


朝の忙しい時間に私を助けてくれたマダム。
名前を聞いておけば良かったと思う。
感謝してもしきれない。