「デジタリアン」自分なりの総括 | こどもには見せられない

こどもには見せられない

松本潤を溺愛、盲目ですが・・猛毒も吐くので、ご用心。演劇、音楽も・・

さて・・何を書きましょうか?(笑)

ツアー中にワタシの私的感情炸裂の偏ったネタバレ感想は

デジタリアンを楽しみに待っている方へのルール違反と思い書くのを控えておりましたが

こーして東京オーラスから日にちが経つと・・ただ、ただ


楽しかったよ!


という感情が溢れるだけで・・

色んな風に思ってた、あそこがこー・・とか、ここがこー・・とかはすっ飛んでしまいました(笑)


以下、ちょっとだけ書くつもりが異様に長くなってしまった(笑)

お時間があればお付き合いください


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



特に今回は双眼鏡を使うのをやめようと思っていて

(子どもの運動会などをビデオで撮っていると、切り取った場面、自分の子しか見てないから

「運動会」というイベント自体に何の思い出も残らないという残念な経験から、笑)

とにかく嵐と一緒に歌い踊り汗だくになることの方が自分にとって有意義だと・・


だからね、嵐が遠いところにいる時は

ライティングや映像、会場のファンライトの演出を楽しみながら嵐の歌声をBGMとして聴き

彼らが近い時は

立体で観れるダンスのフォーメーションを堪能しながら曲に酔いしれる


おかげさまで何回か入れたので

そんな贅沢な時が過ごせたのよね・・生意気なことを言ってすいません


でもね・・去年のLOVEコンの時から思ったことだけど

もーアイドルのコンサートではないよね

映像を駆使し繊細なライティング・・期待を超える新しい試み(演出)

未せる(未知)、魅せるライブだと強く感じる


今回もネタバレ回避で初めて見た

京セラのオープニングのファンライトの鮮やかさに涙出そうになり

ムービングは四角いモノ。としか思ってなかったから・・

巨大なウィングの形したステージが、せり上がり移動し始めた時は鳥肌が立った


センステはゴテゴテ派手ではないが確実にお金が掛かってる(笑)と思わせるセット

ライティングも柔らかい明るい光や、細く鋭い光を縦横無尽に飛ばしたり

それは各メンのソロの時のライトの使い方で顕著に個性を表し

1曲1曲が光の演出で一つの物語のようで・・

演出する人が照明好きでこだわりたいんだな、て、わかる(笑)

また今回自分的に嬉しかったのが遠くからでもよく見える中央の左右の巨大モニター

曲に合わせて合成されてたモノもあるけど

あれだけ大きなスクリーンにメンバーが映し出されると、こちらのテンションも上がる

巨大なモニターは是非やって欲しかったのでホント嬉しかった

欲を言えば・・各メンバーごとに一つのモニター(計5つ)があれば泣いて喜ぶんだけど(贅沢)


「TRAP」のダンスにゾクゾクし「One Step」を一緒に歌いながらジーンとし

リミックスされた「Troublemaker」「Lucky Man」に喜び、どれも楽しめた、そして


「Lucky Man」から一転、静まり返る会場に響くリーダーと潤の

肉体(腕の筋肉の動きに反応する)で刻んでいくリズム

それにニノや相葉ちゃんの旋律音で厚みを増していき

翔さんの力強いバスドラ音でイントロ部分がハッキリ見えてくる

それが「Hope in the darkness」と分かる瞬間の興奮・・高揚・・

生身が奏でる音をデジタル化する・・まさにデジタリアン


♫目指すべき場所へ!素晴らしき明日へ!♫

その音と様々に変わる光に酔っていると一転、全ての明かりが消え


♫満天の星のように~♫

で、会場一面、白く輝く星空に・・そして


♫~生まれた神秘♫(紫)

♫~不思議な力点し♫(赤)

♫~闇の彼方巡り♫(青)

♫~無限の扉開き♫(緑)

♫~未開拓な道を♫(黄)


メンバーの歌声と共に色づく会場


そのあとは5色が混ざって点滅していく

なんかね・・この歌詞とメンバカラーのライトが、それぞれ当てはまっているように思い

5色が混ざって輝いてる会場を見ながら各個々の色は個性も主張もあるんだけど

それらが混ざり合うことで新らしい魅力的な色を魅せる・・やっぱ


嵐がいい!


と、強く思った


そして、そのあとの「Zero-G」のイントロが流れると

腕につけたセンサーをむしり取り放り投げる潤の映像が映し出され最初の決めポーズに・・

進化(デジタル)は凄いし素晴らしいけど、それに囚われてはいない

結局、動くのは生身のカラダ、感情・・なんだと


「Hope in the darkness」で各メンバー、音を出さない時は

踊りながらも手は下に下げたまま動かさない

それが「Zero-G」でセンサーを外し自由になった四肢で伸びやに力強く踊る

どちらのパフォーマンスも素晴らしい・・だから、どちらかに偏らないで融合する


で、「Zero-G」が終わりメンバーが奈落に消えてスパッと終わる


「デジタリアン」のコンセプトが見えた気がしました


その潔いデジタリアンの終わり方があったから

アンコールにあたる15周年のお祭り騒ぎに切り替えられる

とても面白い構成だと思いました


彼らのやりたい見せたいことと、ジャニーズアイドルとしてファンが見たい嵐が

見事に融合した美味しいライブだとも思った(笑)




メンバーカラー紹介で短く静かに、でもハッキリと

「・・コンサートの演出しています。紫、松本です」

真摯な声で彼のクチから直にその言葉を聞き、メンバーの反応を見ながら・・

ワタシの気持ちも決まった

すべてのファンを満足させるようなことは難しくても、彼はそれを背負ったんだ


ワタシとしては驚き、疑問に思うこともあるだろう・・それでも自分なりに彼らの意図を考え問い

彼を、彼らを見、風を送り続けたいと


で・・


オーラス前のメディア会見でファンライトについて聞かれ

「考えました、3年かかりました」と笑った潤にハッとした


3年前・・

DVD「君と僕の見ている風景・DOME+」の「嵐の強化合宿」での松本潤インタビュー


※過去記事にしています、良かったらどうぞ(笑)

変わったコト・・・まだ、葛藤してる?松本潤一考察3「ドームDVDインタビュー」より


もの凄い変わったコトやりたかったの

スゲー今のタイミング

何処までやるのを良しと周りの人含めてジャッヂ出来るかって所を

超える所ぐらいの所までやりたかったんですよ


ある趣コアと言われるかもしれないし

スゲー難しいとこいったねって言われるのかもしれないけど


それ位ガラッと変えたいって言う気持ちが凄い強かったの


それが震災で「今(2011年)」やるときじゃない

嵐が伝えたい想い、みんなが待っている嵐を「今(2011年)」やろう

でも、方向性を変えた彼の「やりたかった」ことはなんだろう?

と、ずっと考えていた・・「3年かかりましたよ」・・繋がった

松本潤の意図している部分がひとつ解けて嬉しかった


それから試行錯誤し、デジタル技術も格段に進歩し・・ある意味、3年かけて正解だったと思う

最初にファンライトを知った時、なぜこの形?何をしようとしてるの?

???がいっぱいだったけど(笑)あの会場での光の広がり方、5色以外にも変わる色彩

(操作することで100色再現するのも可能と知りビックリ)

自分がかざす色が演出のひとつになれ、彼らとともにライブを創っているんだ

と感じ全身にLED埋め込みたいと思った(爆)



最近の雑誌やメディアでの彼の発言を見聞きしながら

彼が今、本当に真摯にエンターテインメントと向き合っているのが伝わってくる

言い方が上手じゃなかったり、自分だけ解っていて人に伝えるのに言葉足りなかったり

色んなことを考えすぎて話してるうちに着地点が見つからなくなったり

ツッコミどころは沢山あるけど(笑)

それを担当同士で噛み砕いて良いように納得するのも・・楽しいっちゃ楽しい(笑)



ワタシも、まどろっこしくて記事の着地点が見えなくなってしまうタイプなので(おい)

グダグダのまま締めますが(おいおい)

一歩(One Step)ずつでも彼、彼らに風を送り続けられたら・・と、思っています




お粗末