7月の外来検査結果 | クランのブログ

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難病(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を抱えながら医学部目指してます

昨日は外来でした。



本当は8月の予定だったけど、休学届けをそろそろ出さなければならないので、


診断書を書いてもらうために診察予定を早めました。


ついでに、レントゲン、心電図、血液検査を行いました。


BNPは132.6 (pg/mL)、


心電図も少し変化があり、少しずつ心臓に負担がかかってきていることもわかりました。


Dr.M(主治医の先生)からは、


『今年中に心不全になるということはたぶんないだろうけど、う~ん・・・。』


と、言われました。


だからといって、もう治療できることはすべてやったし、みなまで言われなくても、自分でも厳しい状態であることはよくわかっています。


でも、不思議と特に気落ちすることもなく


「まあ、そうだろうな。」


と、淡々と説明を聞いていました。


いや、別に心が麻痺しているわけでもなく、病気が改善することを諦めているわけでもないですが。


今の僕の状態からすると、そうなってくることは別に不思議でもなんでもなく、特に驚くことはなかったという感じです。



だからといって、医者になる夢を諦めようとは微塵も思わないです。


こうなってくる可能性は十分あったし、すべて覚悟の上です。



自分をここまで動かすものは一体なんだろう、とたまに思います。


医者を目指そうと最初に決意した動機は、


「病死した母と弟に対して何もできなかった自分を許せない」


正直その気持ちが半分以上を占めていました。



でも、今は違います。(少しはありますが。)



この病気を発病してからもう4年になります。



その間に体験した貴重な出来事(特にここ最近の一年間)を次に繋げたい。



そういう思いが今はとても強いです。



このままでは終われない。終わりたくない。


自分が医者になることで医療に繋げたい。



それが心の底にある僕の本音です。