第2につまづいたのは、オッパイでした。

1番最初にオッパイを娘にあげたのは、出産直後でした。
助産師さんが私の乳首をつまむと黄色いものが出てきました 。

これが噂の初乳ってやつですか!? と思っていたら、

娘の首根っこをつかんで、私の乳首にグリグリと娘の口をおしつけるではありませんか!

えぇ~ひゃ~・・・

私は産まれたての娘を雑に扱われた感にビックリしたのですが、

最初はみんなこんな感じに飲ませるもんなんですかねぇ・・・

入院1日目
出産直後という事もあって、

助産師さんが乳首をつまんで出た母乳をシリンジにうつして娘にあげてくれました。

入院2日目
今日から本格的にオッパイ練習です。
ですが…
私は助産師さんの言われるがままに胸をはっていただけでした。
娘はまたしても首ねっこをつかまれ無理矢理、乳首を押しつけられたわけですが、

びぇ~んと大きな声で泣きまくり、オッパイを拒否。
何度やっても拒否拒否拒否…
縦、横、ラガーもち!?(名前は忘れちゃいましたが…)

その3種類の抱き方をして試行錯誤しましたが全て拒否無理

私の乳首が固いのと娘の吸う力が弱いという事で、

私はこの日から乳首マッサージに励むのでしたメラメラ

入院3日目
今日の担当の方はベテラン助産師さん。

その助産師さんに言わせると『飲み方を教えてあげると飲むようになるよ』と言われ、

助産師さんがシリンジを使って娘に吸い方レッスンをしてくれました!
するとその日の夕方、

授乳時間に乳首をくわえさせてみると上手にくわえて吸ってるではありませんかわーい

私はちょぉ~嬉しくて泣きそうでした泣

入院4日目
今日は昨日の助産師さんじゃないあせる
何か嫌な予感がしました・・・


またしても上手く飲めずに大泣きする事になったんです。

昨日のシリンジ訓練の事を言っても『私はシリンジ使わないの』の一点張りで話を聞いてくれません。

結局、大泣きしてオッパイを飲んでくれないのでミルクをあげる事になったのですが、

哺乳瓶からだと一瞬で飲みほすんですよね・・・。

母はガックリですガックリ


私はこの日あたりから母乳が絶好調に出るようになり、

母乳マッサージをしてもらうと助産師さんの髪が母乳まみれになるぐらい噴射するようになりましたひゃ~・・・

入院5日目
今日の担当の助産師さんはかなり勢いのある助産師さん。

私の病室に入ってきた途端、この人とは気が合うと感じましたヒラメキ!
私の気の合いポイントの一つとしてお酒を飲むか?その次は何を飲むか?ですが、

バッチリ気があっちゃいましたドキンちゅん
お酒の話を切りだす必要もなく、

助産師さんから『この季節ってビールをガッツリ飲みたくなっちゃうよねぇ』と助産師さん。
私が「ビールだと何飲むんですか?」とドキドキしながら聞いてみると、

『ビールなら一番搾りだけど、クラシックラガーも捨てがたいんだよねぇ。』って全く一緒ですビックリマーク

思わず握手しちゃいましたしょぼーん

こんな気の合う助産師さんだったので、色んな話をしました。
障害の事、リハビリの事、育児に不安がある事、オッパイの事、色んな話をしました。
もし、もう一度人生をやり直す事が出来るなら、

こんな助産師さんになりたいなぁって思わせてくれるような楽しい助産師さんでした。


って横道にそれましたが・・・

問題のオッパイはというと、今日の助産師さんの手にかかっても娘は拒否するばかりです。

すると、助産師さんが、『1週間もすれば吸う力も乳首の状態もかわると思うから、

オッパイ嫌いになる前にオッパイは少しお休みして搾乳してオッパイをあげるようにしよう。』という事になり、

2週間後母乳外来に行く事になりました。
私は2週間たてばきっとオッパイから飲めるようになるんだ!と思い、

乳首マッサージ&搾乳を2週間毎日していました。


そして2週間後…


搾乳も今日でおしまいって思っていたのに、母乳外来に行くと見た事のない助産師さん。

娘の体重を量って、私の母乳を搾る程度!!

えっ?

『なんかしないんですか?』と聞くと『それだけ出てるんだし、いずれ飲むようになるわよ』って、

そんなぁ~ムンク そんな言葉を聞く為に私達は1時間半もかけてきたんじゃないんだよぉ ガックリ
病院の帰りは、もうホントガックリです。

思いもしなかった言葉・・・
そりゃないよぉ~って感じですかお


こうなれば神頼み、先輩ママの親友Yに連絡。

事情を話すと『うちも上手に飲めやんだで、ずっと搾乳しとったんやけど、

1ヵ月過ぎたぐらいにビックリするぐらい上手に飲めるようになったよ』と言われ、

その言葉を信じ、私は乳首マッサージをしながら、オッパイ練習をする事にしました。

私もオッパイを嫌がっていたらしく、母親が言うには無理矢理飲ませたよ。という話を聞いていたので、

母親にきてもらって練習する事にしました。


1ヶ月頑張ってダメなら搾乳で飲ませるかミルクに換えるかにしよう。

そう思って練習したわけですが、娘は大泣き。

大人2人は汗だくあせる
拒否されても無理矢理乳首をくわえさせていたら娘の反撃バトル
乳首を噛みつかれてしまいました汗

噛みつかれたうえに、オッパイに近づけるだけで、『もうやめて下さいヨォ~』っていう顔で

泣きながら私の顔を見てきます。
この時が一番辛かったです。何度やめようと思った事か・・・

そんなこんなで練習開始から約2週間
段々くわえる時間が長くなり、オッパイを吸いながら寝ていくようになりました。
そしてグズッたらオッパイをくわえさせると寝ていくようになったので、

これを繰り返していくと、生後1ヵ月2日前にしておっぱいが飲めるようになりましたワーイ

さすが、先輩ママ親友Y。速攻、報告です音譜


ですが・・・


次は乳首に傷がついて、娘が吸う毎に尋常じゃなく痛いカミナリ

息も出来ないくらいです!!

あまりにも我慢できなくて搾乳に換えると

娘がオッパイから飲む良さを覚えたようで、

哺乳瓶から飲ませようとするとグズりまくり、私はどうしたらいいものかと思い、助産師さんに相談。

すると『ラノリン』という羊の油を塗ると治りが早いらしいのですが、この辺りでは売ってないらしい…
けど、このネット社会にやり

手に入らないものなどありません!!

速攻ネットで探しだし購入。

ネットによるとサランラップを巻くと保湿効果が高まって治りが早くなるのだとか。

私はサランラップがうまくつかなかったので、

ラノリンを大量に塗って、乳頭保護器をつけてオッパイから飲ませるのを1日お休みすると、

痛みがなくなるではありませんかびっくり

この素晴らしさに私はラノリン中毒になり、

たまに注文が間に合わず、

ラノリンのストックが家になくなった時は、かなりソワソワしました。

今でもラノリンは我が家に必ず2、3本はストックしてあります。

あんなに嫌がってオッパイから飲む事を拒否していた娘は、

今ではオッパイさえみつければ立ってでも飲むようになりましたわはは

こうして私は、オッパイのつまずきを克服したわけですイェイ!


総合的にいうとオッパイは、昔のやり方のように無理矢理飲ませ、

それがダメなら生後1ヵ月まで待つ。

乳首の傷には『ラノリン』をぐぅ~。