私には大親友が2人います。

この二人がいなければ、今の私がいないと言っても過言ではありません。

私が障害者になって変わった事は、やたら気をつかわれるか(有難い話ではあるのですが…)

人としてではなく、バカにしたような目で見られるかのどちらかでした。
だけど彼女達二人は、なんにもかわりませんでした。

普通に接してくれ私が出来なさそうな事もスグ助けてくれるのではなく、

私が出来ない事を見計らって助けてくれるんです。

そのタイミングがとても絶妙かつ自然で、私が素直に甘える事が出来る彼女達二人です。

そんな大親友の一人『Y』を今日はご紹介したいと思います。
彼女は会社の同期で、最初に出会ったのは会社の面接の時でした。

もう随分前の話で、どうやって友達になったかも覚えていませんが…

私が子供を産めると自信がもてたのは彼女と彼女の息子のおかげなんです。

私はずっと、赤ちゃんを抱くのが怖かった。
私の周りで赤ちゃんがたくさん産まれましたが、

抱くのが怖くて『抱かして』とも言えないし、『抱いてみる?』と聞かれた事もありませんでした。

だけど彼女はなんの戸惑いもせず、『抱いて抱いてぇ』と言ってくれたんです。

首も座ってない息子をですよわぁ
私が『いいの?』と言っても『抱いて抱いてぇ』と言ってくれ息子を抱かせてくれたんです。

息子も泣きもせず笑ってくれて、

私は『私でも赤ちゃん、抱っこ出来るんだ』って嬉しくて半泣きしてしまいました。

私が赤ちゃんを抱っこするなんて無理だと思っていたので、本当に嬉しかったです。

それからも親友Yは、息子を何度か抱っこさせてくれ、

私は子供を抱っこするという恐怖感がなくなったのです。

その経験があったからこそ、『私、子供産めるかも!?』と思えるようになりました。

首がすわる前から親友が息子を抱っこさせてくれていたので、

産まれたての娘を抱っこする時も恐怖感はありませんでした。


『出来ないだろうなぁ』と思っていた、娘を抱っこしながら床に座るという行為。
一番最初は母に見てもらいながら恐る恐るチャレンジしてみましたが、

なんら簡単に座れましたニヤ

私は力を入れると左側が強ばって手が曲がる為、

これは出来ないだろうと思っていた『高い、高いバンザイ
これはいつの間にか両手で娘を抱き寄せられるようになり、

”高い高い”もその延長で上にあげてみたら出来るようになってました。

人間には秘められた力がたくさん眠っているのだとか…
親になった私は子供の為に、子供を守る為に、

今までは考えられない秘めた力がメキメキと湧き出てきたんじゃないかと思いますカルシファー
だから、障害者の私でも抱っこする事が出来たんだと思いますヤッタ!

こうやって思わせてくれるきっかけを作ってくれたのは、

親友『Y』と親友の息子のおかげです。
本当に、ありがとう。ラブラブ



障害者ママの喜怒哀楽育児日記