今日テレビでたまたまこの番組 を見た。


よく電車やバスなどで、ペースメーカー等の医療機器に影響を及ぼす恐れがあるので、携帯電話の電源をお切りください、ってゆー注意書き見たことあるけど・・・。


ここまで深く考えた事は無かった。



今日見たテーマは「ハートプラスマーク」の話。


内部障害って言葉を聞いた事がありますか?


目には見えない、内部の障害や疾患。


例えば目が見えなかったり車椅子に乗ってたりすると、誰から見ても障害者としてシルバーシートを優先的に座ることが出来たり、手を貸して貰えたりする。←まだまだ意識が足りないけどね


だけど内部障害を持つ方々は、誰から見ても健常者。


長い時間電車に乗る時なんかは、長時間立っていると非常に苦しかったり、もしくは危険だったりする事があるそう。


車に貼るステッカーがあれば、その車には障害を持つ方々が乗っているのだ、と理解出来るけれど、人間単体だとなかなか見分けが付かない。


今日の番組で取材を受けていた女性もその一人で、高齢者の方に席を譲るよう迫られたり嫌味を言われたりした事もあるとか。



そんな中で作られたのが、ハートプラスマーク。


車に搭載するステッカーのように、これは人が鞄などに付け、携行する。


例えば今までは、「ちょっとアンタ、年寄りが来たんだから席譲りなさいよっ!」って言われたとしたら・・・いちいち「実は私心臓に持病がありまして・・・」といった説明が必要だったのだけど、これを掲示する事によって理解して貰える。


だって普通に嫌でしょう?


私障害者なんですよ、って知らない人に口頭でアピるのって。


わざわざそんな事言わなくても白い目で見られない。


ただ、まだ浸透していないだろうから・・・もうしばらくかかるんだろうな。


ハートプラスの会 は、身体内部を表すハートに思いやりの心をプラス、という事から付けられた名前だとか。


いい名前だな、と思ったよ。




以前Pが骨折した時、別段障害を持っているわけでも無いけれど、身障者用の駐車場を利用させて貰った事がある。


ジャスコに行けば、車椅子を貸して貰えるので、車から店内まではおんぶして連れて行っていた。


当時2年生だったPは独りでトイレにも行けず、外出をする際には車椅子を貸してくれる施設に限定された。


身障者のステッカーを貼っていない私の車。


周りの目がすごく気になったけれど、車からPを降ろすと、人々の目は反省に似たものに変わった。


高齢者や障害者にとって住みよい街っていうのは、専用のものや優先のものを健常者が利用する事に対し、とても厳しいんだと思う。


それは当たり前の事だろうと思う。


だとすると、当然内部疾患や内部障害を持つ方々にとっても思わず相手を「心無い人」のように見てしまう事も多いのかもしれない、って思った。



私と同じで今回初めて知った方も恐らくいると思う。


それなーに?って方は、放送予定表 から地域の放送日を確認して、これから予定があれば是非ご覧頂きたいな、と思います。


うちの街も年寄りが多いからさ。


もし私の街の駅や市役所で、ハートプラスマークを見たら、お、やるじゃん、おいらの街!って嬉しくなれそう。



みなさんのお住まいの地域には普及してるんでしょうか?




日本縦断・はちゃめちゃ移住記