NHK杯のフリー『SEIMEI』の録画を、帰宅した娘に観せた。
娘「やばい、音はめ…。」
(娘、時々、うぁ…って言ってる 笑)
娘「これは…認めざるを得ない。」
私「何を?」
娘「実力。」
私「前から、実力はあるって、言ってたじゃん。」
娘「あると思っていたけど、パーフェクト、観たことなかったから。」
私「パリ散は?」
娘「ショートじゃん。完璧な演技しても短いから、印象に残らない。
コンセプトはっきりしてると印象に残ることもあるけど、私はパリ散の曲好きじゃなかったから、
あの、最初のプワ~ンって音鳴るとあんまり観る気しなくて。
何がパリなのか、全然、わかんなかったし。
でも、これは、すごい。
音はめが全部はまってる。
ジャンプのところもだけど、のろのろ滑るところ(フォアクロスロール)も全部はまってる。
音楽と完璧に一致してる演技観たの、初めて。
いつも、フィギュア観てて、なんかずれてるな、と思ったり、ここで、降りればいいのに、とか、ここで、回ればいいのに、とか、動きに空白があって寂しい、とか、音が大きくなったりするときに、こうしてほしい、とか思う。
それが出来ないから、ここでするのは難しいんだなと思って、しょうがないな、無理なんだろうな、って諦めてた。
※注 娘はあまりフィギュア観てないですw
でも、そういう不満が全くなかった。最初から最後まで。
誰も、音はめについて、そんなに言ってないけど、私は、そこが一番すごいと思った。出来るんじゃん、って。
で、それが出来てるって言うのは、すごく練習したんだろうなって思う。
みんな、出来てないから。
それが、フリー、っていうのもすごい。」
私「ファンになった?」
娘「そんなことではファンにならない。」
私「音はめ、すごかったんでしょ?
何回も、観たくない?」
娘「そうでもない。
羽生ファンは、好きな人の演技があんなにすごくていいね、何回も観れていいねって感じ。」
私「なんで、羽生くん好きじゃないの?」
娘「一番は、レクイエム滑るから。」
何?
続きます。
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