絵を描く娘による『ユーリ!!! On ICE』鑑賞会  その1 | フィギュアスケーターの幸せを祈る

フィギュアスケーターの幸せを祈る

「新たな一歩だと思っています。不安は何もなくて、ただ前にある道を進んでいくだけだと思っているので、新たな経験をして、元気に前を見て進んでいきたいと思います。」浅田真央

PC配信で『ユーリ!!! On ICE』を観た娘が電話で「このアニメ今季一番!」と言ったので
遅れてテレビ放送した1話と昨夜の2話を録画しておいて一緒に観た。

「わー大画面!ありがとう~!!!

連続アニメでこのクオリティ、大丈夫かー。作画班死んじゃう。
動きがスムーズ過ぎてヘンタイ(褒めてます)」

2話のオープニングが始まったとたん、娘ひっくり返る。

「なにこれ!色、足されてる!氷しぶき、トレース、背景、光!
これ、回重ねるごとにどんどん色増えていくよ、きっと~!

私が思うに、美味しそうな食べ物を描くアニメと靴の描き方が上手いアニメは大体いいことが多いの!
ほらっ超美味しそう!」

何度も一時停止をして講義をしてくれる(笑)

「それで、この髪の毛に代表されるいろんな細かさを保ったまま、ヴィクトルが滑るでしょ。
スピードがあって、なめらかで。
CGじゃなくて、あれを書いて動かすのは、めちゃ大変。

色が!もう神センス!ハイライトがめちゃくちゃ入ってるの。
ハイライトも上手く使わないと塗り初心者ですかーほわほわ、みたいになるんだけど。これは上手い。」

ハイライト講義は、キャプしないと何言ってるかわからないと思うので、(それでもわからないかも)
公式配信の後、また書きます。
でも確かに、私のアニメの見方が変わりました(笑)
視点が細かい。
絵を描く人には、こんなふうに見えるのか。


「ラストシーン、ユーリの顔が横に来て、光が、『ビネット』っていう加工なんだけどこれ雰囲気出るんだよ。四隅が暗いでしょ。

で、いまの!
全力のエロス、ぶちかましますのとこ、
カメラワーク!神でしょ!
ヴィクトルの足の間からまっすぐ入って、こう、タメつくって、上にグンって上がっていく
いやーこれはDVDが期待できますな。

エンディングのスケーターのインスタグラムも凝ってて、文章もマークも全部意味もたせてる。これ、制作スタッフ相当研究したよ。」

すごいな。
作画に入ってる字、全部読みたいそうです。ポスターとかも(笑)
とにかく小道具も細かく凝っていて、見れば見るほど面白いって。

久保ミツロウ先生の喜ぶ顔が目に見えます。


続く