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ホステスデビューから本腰を入れるまで、約8年。
フラフラと地に足の着かない生活をしていた期間でした。
バブル崩壊直後とはいえ、まだまだ華やかだった当時。
傍から見れば、いい加減な生き方をしてる問題児でしかなかったと思います。
私の言葉で言うところの「人間じゃなかった時代」
そこそこに客層の悪いお店にいた時期がありました。
お客様に押し倒されてパンツ脱がされたこともあった。
「ヤラせないならお前の人生ぶっ壊してやる!」
と、ソッチ系の方に毎日脅された日もあった。
「人生破滅させるぞ」
と、口説きを断った弁護士から脅迫された日もあった。
お客様を足蹴にし、テーブルも椅子もひっくり返して大乱闘したこともあった
飲めないくせに、飲んでる人より理性が利かなかった野生児。
いやー若かったな、あたし
報酬未払いで飛ぶお店もあった。
ぼったくりで有名なお店にもいた。
私の人生はしょせんこんなもの、と思ってたあのころ。
何が違ったらこうならなかったのか。
・・・と考えていたある日、ふと思いました。
「変えられない」と思い込んでいるだけじゃない?
たぶん、私の人生は、人から見れば不幸でかわいそうなんだと思います。
売り飛ばされたり、殺されかけたり、話題豊富
でもずっと引きずって生きるのは嫌だったし、自分の人生を自分で選択できるようになりたかったんですよね。
変わらないでいることはラクだし、変わらなくても幸せならそれでいいけど、そうじゃないなら自分で変えるしかない。
あなたも、いろんなことに悩んで、失敗して、落ち込んで、傷ついてきたと思います。
この業界は自分が商品だから、自分の存在価値に直結しやすい。
売れないでいると、人としての存在意義すら否定されているような気持ちになるものです。
そんなあなたの目には、今すでに売れているホステスさん達が、生まれ持った天性のように映るかもしれませんね。
でもそんなことないですよ。
みんな、いろんな失敗を繰り返して、ときには泣いて、何度も辞めようかと考えて、心無い言動に傷ついて、売れない時期を過ごした。
あなたと違う点があるとしたら、あきらめなかったこと。
最初から自信があったわけじゃないし、自分のこと好きじゃなかった子もいっぱいいる。
頭悪いな、気が利かないな、何でこんな凡ミスするんだろうって、自分にがっかりすることもいっぱい。
そうやって、売れるようになったんですよ。
失敗してもいいじゃないですか。
確かに怒られるし、お客様から二度と行かないって言われることもあります。
でも、一生懸命やった結果なら、しょうがないじゃないですか。
その分だけ落ち込むけど、同時に思いますよ。
「これだけやったんだから、もういいか」
って。
そう思えないってことは、まだまだできることがあるのに、何かしらの理由をつけてやらなかったってことだと思うんですよね。
私自身もそうだし。
考え方の違いなのかもしれないけど。
私は、失敗より、後悔をしたくない。
セッションを受けてくださるホステスさん達にも、失敗より後悔してほしくない。
あなたにも。
やれるだけのことはやった、と自分を褒めてあげられる人生にしましょう
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