高校時代からの友、ハル氏(仮名)とご飯。
お互いアクティ部ではなく積極性もなく、
人生の大部分が面倒だとおもってしまう性格なもんで、
びっくりするほど近所に住みながらも、
何故か毎年この時期しか会わない2人。
そんな書き方だと「冬しか会う必要のない友人」
みたいに勘違いされちゃうか。
でもこの距離感と感覚が心地よい大事な友達なのです。
そんな2人なので、
【気になる店だけど行くの面倒くさかったランキング】
から2軒チョイスして行ってきたー。
ほぼオムライス専門店の店にて夕飯。
昔はよく行ってたけど移転しちゃって遠くなっちゃって面倒くなっちゃって。
久々のオムライスは美味かった。
でもそもそも昔どんな味だったかは覚えていない。
その後お茶をしに2軒目へ。
ずっと気になってたオサレな店だったけど、
コーヒーは味もカップも普通すぎて、写真撮るほどでもないオチ。
「そういえばさーFBやってる?」
「あーうん、さっきの店で初投稿した。」
えーえー、なんか!お前って!
FBやってた事もビックリだけど、
あまり印象的でないオムライスの画像を、
なぜ私と居る時に、なぜ何も告げず、
無言で初体験を済ませるのか。
普通女子2人でいたら、
「ねーねーFB始めたんだけどまだ投稿してないんだー。」
「ちょっとこのオムライスでも撮って試してみよっかー。」
「えーえーどうだろ。ちゃんとアップできてんのかなー。」
とか、そんなやりとりがあってもいいよね。
今思えばそういえばオムライス来てから、
やたら写真撮って無言な時間があったな。
<今真剣だから話しかけんなオーラ>でてたな。
あの時か。あの時に初体験を済ませてたのか。
そんな事も気に留めず、関心もなく、
「ちょっと。先食べてっから。」って私がっついてたし、
ハル氏もこっち見ずに「あーうん。」とか言ってたな。
倦怠期を迎えたカップルのようなトーンで。
それを2軒目で「さっき済ませた」と発表するハル氏が大好きだ。
他の友人とは違うスピードと変化球を起こす会話のキャッチボールが大好きだ。