いよいよ、今日で私のケアは終わり

リハビリ頑張っているかな?足の豆はどうなったかな?

爪・鼻毛も伸びちゃっただろうな~。

私には、結構細かく指摘するのに、看護婦さんには言えないらしい。ニコニコ



病院では、嚥下障害のため、経口摂取は出来ない。

リハビリでは、一時ST(言語療法)が外された。

もう、嚥下機能は回復しないと判断された時期。

そうすると、声の出も悪くなり、言葉は殆ど聞き取れなくなった。

主人にとって、声を出すと言うのは、全身の力を使わなければ成らない。

演劇の声出し練習のように腹筋を使って声を出している。

気切を閉じ始めた頃から、「あ・い・う・え・お」と練習していた。

今も、普通の人のように滑らかに話す事は出来ない。

口が開かない。発音には唇や舌や頬を微妙に調節しているが

それが出来ない。そもそも全身の体温や呼吸の調節さえ難しい。



初めて声を出してくれたときの言葉は、

忘れもしないあ・り・が・と・うだった合格




在宅時は、自己責任でプリンやヨーグルト・水羊羹を

ベッド角度45~60度、首を枕で体に対して90度にして食べている。

角度は食べ物の粘性により変えている。

プリンなら何でもと言うわけではなく、タ○タ食堂のが良い様だ。

ヨーグルトなら、牧場の○、水羊羹は割りと何でもOK

モチロン、食べ終わったら、様子を見てサクションは欠かせない。

「食べないで死ぬより、死んでも食べたい」という本人の気持ちに沿っている。

幸い、初めからムセが酷いので、それを逆手に取っているが、

実は、内心ハラハラはしているにひひ

病院指導を無視してやって来たが、この頃は在宅医師も「ボチボチやって下さいよ」

「熱が出たら、すぐ連絡してくださいよ」と認めてくれるようになった。

言葉も随分と聞き取りやすくなってきた。ヘルパーさんにダジャレが通じるようになった。

【虎穴にいらずんば虎児を得ず】の気持ちで遣っているが今の所は無事に過ごしている。

でも、私のサクションは、徹底的ですニコニコ




満腹感・空腹感という微妙な感覚は、有りません。

でも、味覚はシッカリしているので、食べたいのです。

始めは、ゲップも出せなかったが、いまは赤ちゃんのように

食べ終わると、ゲップが出る。



早く帰りたいと、待っている事でしょう。

さぁ!出かけよう!