男の子「すいようび、じしゅ リハビリ」

女の子「お願いして来たの?」

男の子「そう」


。。。ということで、特製歩行器での歩行練習

1年前に出来た特製歩行器で病院内をパトロールと称してグルグル回ってきた。以前、リハの先生が「何をするのが望みですか?」と聞くと「歩きたい・食べたい・家に帰りたい」と必ず答えていた。



退院後も、リハの先生が同じ質問をすると、「歩きたい・食べたい」と必ず言います。さらに歩行器で歩行練習している人を見ると、ああいう練習がしたいと言い出す。とても無理なのに・・・。でも、リハの先生は「作ってみますか?」と言ってくれて、あかちゃんの使う歩行器の様に鞍がついているものを作ってくれた。それを使ってグネグネしながらも、歩行練習をしている。



リハビリで最も必要なのは、本人の意欲

無理と言ってしまっては、意欲を喪失してしまうので回りは対処が難しい所だ。



この歩行器を本人はとても気に入っていて、頑張っている。使い始めて3ヶ月もすると、あんなに削げていたお尻のお肉が膨らんできて、お尻らしいお尻というのも変だけれど、丸みがしっかりしたお尻に成っていた。なんでもチャレンジしてみるものだ。






つづいて、言語リハビリ。

この先生は、私たちの気持ちを大切にしてくれる。

どちらかというと、家での実験が先行している。

「家ではどんなものを食べてみましたか?」と必ず聞く。


脳外科の先生と耳鼻咽喉科の先生と言語療法士の勉強会が有るので、その際に主人のケースを取り上げても良いか?と聞かれたので、勿論OKしてきた。飲食は不可能と判断されても言うことを聞かない家族が工夫して少しでも食べられるようになったのだから、是非取り上げてもらいたいと思った。本人が食べたいという意欲が強かった。あそこで諦めなくて良かったと思う。


どんなに優秀な療法士より、家族の方が改善の余地を広げると思っている。一般的にも在宅に成ってからの方が良くなる人の方が多いと聞く。それだけ必死なのかもしれない。







年金機構から「障害状態確認届」と言うものが届いた。

医師に診断書を書いて貰うらしい。

生命保険の関係で何回か診断書を書いてもらったが、その時の落胆を思い出してしまった。全ての項目が ×、全介助だった。今回も多分同じ。少し可動域が広くなっているくらいだろうな~。



周りの人は、随分良くなったと言ってくれても、客観的な障害状況は大して変わってはいない。でも落胆しない。僅かずつでも前進してるし、会話もできてるし。



この長い旅は歩みを止めることは出来ない。諦めも落胆もしていられない。何よりも、パパのリハビリ意欲が落ちない。良くなりたいという気持ちがそうさせているのでしょうが、そのあたりチョット尊敬!!!だな。私なら、もうとっくに諦めているかも・・。





明日はPT/OTだ!

頑張ってもらわなきゃ!!