NHKの番組「ためしてガッテン」で放送されたボツリヌス治療


(再放送は、12日(火)午後4時05分~  )




主人も只今行っているので、少し気が付いた事などを・・・






主人は、脳幹出血の後遺症で、つっぱりが強く、立位をとってもバレリーナの様につま先立ちに成ってしまう(特に左足首)ので、2年ほど前にアキレス腱延長術を受けてみてはどうか?とリハ担当者から提案が有り、該当するかどうか検査をうけた。十分該当するという結果で、話は進んでいた。



ネット等で調べたら、主に小児の麻痺に対して行われ成果を上げているが、成人の場合、戻ってしまう事が多いと書かれていた。

全身麻酔で行い、術後3ヶ月位はギブスを付けなければいけない。


主人と相談した結果、延長術は受けない事にした。





結局、1日6時間くらい装具をつけて矯正していたが、少し足首は緩んだが、やはり立位の時は、バレリーナになってしまう。踵がつかないので、震えのブルブルが収まるまで待っても、右は踵は着くが、左はずっと2センチ程浮いたままだった。






昨年末に、訪問医が「ボトックス治療というのがあるのですが、ご主人の症状には良いと思うので、やってみては?

ボツリヌス毒をつっぱて居る部分に注射をすると柔らかくなるので、柔らかくなっているうちにリハビリを一生懸命やって腱を伸ばすんだけど、最近脳疾患による麻痺に対して保険が適用されることに成ったんです。毒といっても少量で、3ヶ月位で効果がなくなりますから、健康に問題はありませんよ。」

と提案があった。




・・・・それで、今年の1月中旬に受けてみました。

打ったのは、左足ふくらはぎ・左手ひじ下内側・右足ふくらはぎ(少々)



打ってから一月くらい、ううん?と思う部分が有りました。

それは、

つっぱりで立っていた主人なので、立たせても腰砕け・膝抜けの状態が見られた。(←この感想をリハ担当に言っても「そうですか?」という反応でしたが、コレは絶対ありました)

二月目くらいからは、それ程気にならなかった。


腰が柔らかくなり、前屈・背屈はやり易くなった。

左手首や指が柔らかくなり、動かしやすくなった。

(感覚がないので、動かさない為、関節を開いても直ぐ曲がってしまっていた)→特にOTはやり易くなった。





普通3ヶ月で効果は薄れると言われているそうですが、主人は5ヶ月経って、そろそろ2回目をやろうかと言っている所です。リハ担当者は、「私が担当している方は、3ヶ月以上効果がある人の方が多い」と言っています。私は、一番良い状態だったのが3ヶ月~4ヶ月の頃だったように感じています。



訪問マッサージの先生が行っているボトックス治療をされた方は、以前より硬く成ったと言って治療を辞められた方がいると仰っていました。



持続期間や効果は、それぞれ違うのかもしれません。

もう効果が切れ掛かっているであろう主人の今の状態は、治療をしていなかった時と比べると、

左手は、また曲がっていますが、自分で手を組合わせたり動かすことは出来ます。

左足尖足は、踵が浮き上がっていますが、感覚は少し良くなっていると本人談。




総合すると、良いのではないかな?ということで、来週第2回目を行う予定です。



まとまりの無い書き方ですが、参考になれば・・・・