主人が、一日1回夜ごはんを食べる様になってほぼ1年に成ります。

今までトラブルもなく過ごして参りました。

主人の場合は、誤嚥は当然のこととして、食べ終わった後のサクションをしっかりやる事に一番注意を払っています。

 

 

食事を始める時には、何人かの方にアドバイスと励ましを頂いて、

恐る恐る開始しましたが、踏み出したその1歩のお陰で、体重は増えましたけれども元気ですし、声や筋肉に力が有ります。一歩を踏み出せて本当に良かったと思っております。有難うございました。

 

 

主人の障害は、咀嚼機能障害と嚥下障害です。

四肢麻痺で麻痺の左右差は、顔は右・体は左が麻痺が強で、その逆は少し動きますが、筋肉の使い方が正常に出来ません。

 

 

頬や舌も同じ様に麻痺しています。

↑↑これが主人にとっては、舌を真っすぐに出した状態です。舌が右に寄っていますね?頬を左に引くことで唇を開けているので余計に右に寄ってしまいます。舌の左は出せていますが麻痺右が縮んだままなのです。

(やっと、舌が唇を超える様になった今の様子です)

比較的動く左側に食べ物を入れてあげても、うまく咀嚼することができません。

 

口の中に納まっている状態の舌は真ん中にありますが、イザ舌を動かそうとすると筋肉が正常な動きをしないので、食べ物をうまく歯の上で潰したりこなしたりが出来ません。一生懸命にしようとすればするほど、食べ物は外へ押し出されるというのが今の主人の状態です。なので、なるべく口の中に入れて上げる様にしています。

 

 

最初は何が食べられるか分からず、ドラッグストアーの介護食売り場をウロウロしながら、今は老人も増えているし、在宅も増えているのだからもっと色々なものが有っても良いのに・・・と思っていました。しかし、babyと違って、今までの嗜好やその家庭での味付けなど様々なので、ある程度のものしか売ってないのだと思う様に成りました。

 

 

病院では、介護食といえば、

1、ドロドロのミキサー食

2、バラバラになりやすい刻み食

3、柔らかく料理してトロミを付けた柔らか食

この3段階くらいしかない。

でも、症状によっては、各段階の間に何段階も必要だと思う。

だけど、病院では個々には対応できないものね?!

結局在宅では、各家庭で本人の好みや症状に合わせて介護者が工夫してるんですね~?

 

 

ここまでやってきて、主人の食べやすい形態は、固めのネトネトしたものが一番ムセが少なく短時間に食べられる様です。そのままで食べられるものは、湯剥きしたトマト・白菜キムチ(何故?)・マグロなどのタタキです。

その他の物は、調理したあとすり鉢で潰したり摺ったりしていますが、基本豆芋類が多いデス。主人は、ミキサーに掛けると味がしなくなる!と怒るので、すり鉢を2種類(中・小)使用しています。味や臭いはかなりしっかり分かっている様です。

 

 

1年近く経っても、一日一食が精一杯です。

時間を気にせず食べさせることが出来るのは夜だけなのです。

リハビリや入浴などで日中は結構忙しく、一食のみですが、食べる事を楽しみにしているので、少しづつ積み上げて行こうと思っています。(誤嚥については、サクションで解決しているようで、今の所肺炎には無縁です。)

 

 

ちなみに、今晩のメニューは、

サツマイモと干しブドウのマヨネーズ和え

はんぺんのバター焼き

豚肉のソテー(短冊切り)

ごはん

青汁

 

はんぺんはブハブハでした~( ̄_ ̄ i)

お肉は結構イケるようです。

 

 

なにか良いアイディアが有りましたら、アドバイスくださると助かります。(*^ー^)ノ

 

 

ぎっくり腰再発・°・(ノД`)・°・

痛い痛い・・・・