今日はクリスマス。

皆様楽しくお過ごしでしたか?

私とパパは、普通の日と何も変わらず過ごしていました。

 

 

夕方というか夜18時半頃のこと

大型スーパーまでウォーキングがてら、お買い物に。

 

 

もうすぐ、スーパーという場所で、

黒いオーバーコートを着て、髪はまるで文房具のハサミで切った様にバツッバツッと切った人(30才くらい?うちの子供と同じくらい?)

 

 

チワワ黒「あのぅ・・・すみません・・・昨日から2日間・・何も食べてないんです。」

女の子「えっ?コンビニの廃棄とか無いの?」

 

女の子「どこで寝てるの?」

チワワ黒「2万円のアパート」

チワワ黒「9月まで、福島の除染作業で働いていたんですけど、ヤ○ザが多くて怖くなって帰って来たんです」

 

女の子「親はどこにいるの?」

チワワ黒「帯広なんですけど、来るな!って言われて。」

女の子「それでも、親の所に行くのよ。」

 

チワワ黒「生活保護の申請にも行ったんですけど、若いからダメだって。」

チワワ黒「仕事も21日から行く予定だったんですけど、電話したらもう一杯だって。」

 

兎に角お腹が空いているらしく2日間食べていないというのです。

零下8度には成っていると思うのに、手袋もしていません。

騙されていても良い範囲の1000円を渡して、「これで、ご飯を食べなさい」

と言って、私はスーパーに入りました。

 

 

まるで、マッチ売りの少女

 

 

きちんと仕事を探して仕事をしなさい、犯罪者に成っちゃうよ。と言いました。

そこまでギリギリにならないうちに、手立てをするようにアドバイスをする人は居なかったのか?

 

 

家に戻って、主人に

「1000円渡して、ご飯を食べなさいと言ったの。」というと、うんうんと頷いてくれました。

 

 

昔、昭和35年位だったかしら?

家に物貰いの人が良く来たことを覚えています。

私は、托鉢の人や物貰いの人に母がお金やご飯をあげていたのを見ていました。

そういう素地も有ってか、自分も決して豊かじゃなくても分け与える事に躊躇が無い。

 

 

コンビニ強盗や人をだますようなことをしないで、生きて行ってもらいたいと思う奇妙なクリスマス。。。でした。