3連休にパパと東京へ行ってきました
息子の結婚式がありまして、
要介護5
胃ろう栄養・おむつ・吸引・体幹四肢麻痺・構音障害・・・
そんなパパを連れて行ってきました。
最初は、息子の結婚式だし、行く?と聞くと
最近、すっかり出不精だったパパが「行く。」と即答したので、
頑張って連れて行こうと決めました。
準備期間が長かったので、慌てる事も無く取り組めました。
(大スーツケース2つと吸引器)宅急便
3泊4日の中にお式・披露宴が有り、
しっかり座っていることも難しいパパ
殆ど車いすに括り付けられている様な状態で大丈夫か?
とは思いましたが、何とか無事に過ごすことが出来ました。
お式と披露宴では、合計5時間
飛行機の移動では、家を出てホテルに入るまでは、6時間+衣装合わせ1時間
ずっと座ったままで心配でした。
今まで、「東京へ行ってみようよ、今は車いすの人も沢山飛行機で移動してるよ」と言っても、
歩けるようになってからと言い張っていました。
ワタシ的には、歩けるはずがないと思っていますから一生無理ってことだな?と思っていたのです。
息子たちが良い機会を与えてくれたと思っています。
一応、新郎の父親として列席させてもらって、嬉しかったと思います。
息子の挨拶で、
「僕の両親の様に、どんなことが有っても二人で力を合わせて頑張って行きます。」
と、言ってもらい
私達の姿は、子供たちにそういう影響を与えていたのか?
と、再確認しました。
私は、大事な時期にほったらかしになり、奇妙な2か所生活で、子供たちに対して申し訳ないという気持ちを抱いています。それをそういう風に受け止めていたのかと思うと、無意味ではなかったのかな???と嬉しかったです。
私は、留袖を着ていながらパパを何度も移乗したり、モーニングを着せるお手伝いでパパを立たせたりズボンを引き上げたり車椅子を押したり引いたりで、もう汗だくでした。
そして、両家代表の挨拶
始めは、お嫁さんの御父様にしていただこうと思っていましたが、パパにも役目を与えた方が良いと思いまして、パパにお願いしました。
色々と考えてくれましたが、殆ど自分の思い出ばかりで、感謝の言葉か有りません
こりゃ、ダメだとパパの話をほんの一部だけ入れて、挨拶は私が考え、パパの代読というふうにさせて頂きました。
すると、
「パパの云ったことは、殆どカットされた。」
とは言っていましたが、まぁ満足していたようです。
高級ホテルライフでは有りましたが、家とは設備が違うのでやはり大変でした。障害を持ちながら旅行を楽しむというのは気力と工夫が必要ですね?!これも慣れかな??
一日予備日を設けていましたので、元会社の人や親友がホテルの部屋を尋ねてくれました。
その数、なんと20人
皆さんと最後元気でまた会いましょうと握手をしていると、
「スターの握手会」
と言って皆さんを笑わせてくれました。
こんな毒舌障害者なのに、、、退職して10年も経つのに、、、
有難いことです。
そんなこんなの東京行きでした。
帰りの飛行機は、国際線の機材でビジネスクラスシートでしたラッキー
座っていてもとても楽でした。
やはり高いだけのことは有るんですね?
余りの気持ちよさに、私はほとんど寝ていました
空港職員の方たちがとてもよくサポートをしてくれました。
移乗は、私がしてお尻の誘導を手伝ってもらいました。
今は車いすや障害を持っていてもドンドン旅行へ行ける時代ですね?
明日からは日常~、リハビリと訪問入浴です♪
がんばろう