最近のパパは、力が付いて突っ張りが激しい。
更に、体重が増えた為、パパを動かすのに苦労している。
前回のブログにも書きましたが、
移乗と、ずり下がった身体の引き上げは、パパと協議の末
妥協しています。
私の股関節痛・膝痛・肩凝りも少し楽に成って来ました。
昨日、ヘルパーさんから
パパのヘルパー入浴でお風呂から出る時の対応が難しくなっているとの申し出が有りました。
突っ張りが強くてヘルパーさんの体が持って行かれてしまい立ち上がりに苦労している。
このままでは、続けられないとの事でした。
以前居たヘルパーさんが何人か居なくなった為
対応できないらしい。
私も入浴時お風呂に入りましょうか?
立ち上がりの練習を他のヘルパーさんにもお願いします。
等等提案しましたが、無理だと責任者が言い張る。
その責任者以外は全くパパを立たせられないと言い張る。
私は、立たせる機会が無くなっているので、出来ないだけではないか?私が教えるので練習をしたらどうか?
と、言って見たが頑なだった。
私もちょっと剥きに成ってしまい、
「じゃぁ、どうしたいんですか?デイサービスに行けばいいんですか?」
と珍しく食い下がってみた。
「いやぁ、そうじゃなく、、、訪問入浴を増やすとか、、」
「パパのツッパリを相手にする場合、こちらが無理に引き上げようとしても負けてしまうんです。立ち上がる力は有るので、立ち上がる方向を誘導すればいいんです。今朝もヘルパーさんとやってみましたが、出来ましたよ。経験していないだけですよ。私が教えますから、そのやり方でもダメなら訪問入浴を増やすかリフトを導入することにしましょう。」
その言い合いに近い話を聞いていたパパは、
「パパが力加減すればいいんでしょ?」と言い出した。
「そう。私は立ち上がる時に80%の力でゆっくり立って。ってパパに言うの。立つ直前に言うとそうしてくれるからやってみて。」
という事で本日のヘルパー入浴。
「力任せじゃなくパパの体重が増えている分、立たせる方が十分にじゃがみ込んでから声を掛けてね、80%の力でって言ってね」
この所、何度も失敗していた立ち上がりが上手く行ったらしい。
「これならまだ大丈夫です。」
移乗の仕方が変わり、パパが自分で介助バーを使って立っていたので、パパを立たせる事が無くなり、ヘルパーさんがパパの立ち上がりを経験していなかった。とにかく突っ張りが強く成って、力では太刀打ち出来なくなってしまったんです。
ここで立ち止まって、介護の遣りやすい方法を模索する時期なのかもしれません。
四肢体幹マヒのパパは、
力加減ができません。
0か100で何でもこなそうとします。
それでも、80%といえば、気持そうしてくれる。
動作の直前に言わないとそれができない。
調節機能が壊れているパパは、
滑らかな動きが出来ません。
優しく触ることが出来ません。
自分の鼻に触る事が出来ません。
親指と人差し指で物を挟むことが出来ません。
今年も、パパの元同僚の方達が来てくれました。
そして、↓↓コレを買ってきてくれたのです。
ハンドスピナーというものらしい。
しかし、パパは親指と人差し指で挟むことが出来ないので、
買って来てくださった方は何度もパパとやっていましたが、
出来ませんでした。
この次来る時まで練習しておいてねと言ってくださいましたが、
麻痺なので、無理なんです
本当に、毎年来てくださるのには、感謝しか有りません。
何度同じセリフを聞かせた事でしょう。
「もうすぐ、歩ける。」
今年もそう言っていました
一生歩けないなんて言えないよ。