2024 金鯱賞 予想(◎アラタ) | corazonのブログ

2024 金鯱賞 予想(◎アラタ)

ドゥレッツァVSプログノーシス、これで良いんじゃないか、と思います。

何しろ、ドゥレッツァは菊花賞を圧勝しています。前半は逃げ、途中からハナを譲り、ラストは上がり最速でまとめるという、暴力的な強さでした。

同じ3歳馬(明け4歳馬)での対戦であれば、金輪際長距離戦ではこの馬を逆転する事ができないのでは、と思わせる位の内容でした。

菊花賞0.6秒差2着のタスティエーラ、0.9秒差3着のソールオリエンスは揃って有馬記念に出走して来ましたが、結果はタスティエーラが0.6秒差の6着、ソールオリエンスが0.7秒差の8着。ソールオリエンスと同タイムの9着に3歳牝馬のハーパーという結果でした。昨年の3歳牡馬においては、ダービーの内容からも、ここ10年位で最も低レベルの世代ではないかと再三述べて来ましたが、結果を振り返ってみれば、その可能性を否定できないのではと思います。

 

さてしかし、菊花賞の2、3着馬は同世代のダービー馬、皐月賞馬ですが、菊花賞の内容を単純に横の比較をすれば、ドゥレッツァは有馬記念を勝てていたかも知れません。ちなみに私の試算では、もし万全の状態で出走していたとすれば、コースの巧拙や距離云々は置いておき、ドウデュースと差の無い時計での走破と見ています。

 

となれば、今回の金鯱賞においては、抜けた能力の持ち主であると判断するべきかと思うのですが、ちょっと引っかかるものもあります。

確かに菊花賞の内容は凄かったが、距離が3000mであっただけに、2着タスティエーラ、3着ソールオリエンスが能力をフルに発揮できていないのでは?と思える点、菊花賞では5着に負けましたが、内容としてはドゥレッツァに次ぐものを見せた、サヴォーナが日経新春杯2400mを56キロで、57キロのブローザホーンの0.1秒差の2着(3着は57.5キロのサトノグランツ)。

今回は2000m戦である事や、対抗と見られているプログノーシスの戦績との比較では、昨年の天皇賞秋で3着であったプログノーシスは、イクイノックスの世界レコードから0.6秒差でしたが、条件ベストと思われるダノンベルーガに先着していますし、急遽の乗り替わり・休み明けと条件悪化とはいえ、7着ドウデュースにも先着。

中京2000m、条件面を考慮すると、今回はドゥレッツァよりもプログノーシスを上に取りたいです。

 

さて、昨年の金鯱賞の勝ち馬が、プログノーシスでしたが、3着がアラタでした。

有利な最内を通し、後は追い出すだけでしたが、前が詰まって全力で終えたのが残り250m位の地点。外の馬の脚色が良かったのですが、内から伸びての3着。スムーズなら、もっと際どい所まで行けた(プログノーシスには勝てなかったと思います)内容でした。

今年のメンバー構成は正直、ドゥレッツァとプログノーシス以外は大したものではなく、昨年と同じようなものです。であるならば、昨年3着馬であるアラタが、現在9人気32倍というオッズは、昨年の6人気13倍との比較では、十分狙いたくなる数字です。前走の中山金杯は、1角で大きな不利を受け位置取りが後方になってしまった面が痛かった。着順は13着で印象が悪いですが、それでも着差は0.7秒差で、ハンデ58キロを背負っていた事を考慮すれば、悲観するものでは無いです。一昨年の中山金杯では+24キロの出走でタイム差無の4着。2000m戦では、出走馬中の能力3番手評価しても悪くないでしょう。

 

もう1頭挙げるとすれば、昨年4着のハヤヤッコまで。中日新聞杯はまだ馬場の良い2週目の開催でしたが、勝ったヤマニンサルバムが57キロに対して、ハヤヤッコは58.5キロで0.1秒差の2着。同斤量であれば、ハヤヤッコが数字上では勝っていた事になりますが、今回はヤマニンと同斤量になります、

それでいて人気はヤマニンが3人気8.5倍に対して、ハヤヤッコは8人気26倍。となれば、ハヤヤッコを買いたいですね。

 

◎アラタ

〇プログノーシス

▲ドゥレッツァ

△ハヤヤッコ

 

馬券は

◎単

3連複ボックス

◎→〇▲馬連ワイド