●私がセッションで見ているのはどこか・2
先日 「私がセッションで見ているのはどこか・1」 という記事を書きました。
今回はその続きです。
私は、彼女から送られてきた「件名」を見て、「この人が根本に持っている素質は、「枠に囚われない自由さ」、あるいは「自由であること」を大切にしている人なのかも知れない。
根はとても大らかで、とにかく行動力があり、1~10まで説明しなくとも、まずはやってみよう!と思って、行動に移すタイプなのかも知れない。と感じました。
人は、悩んでいるときには、自分が持っているパワーを閉ざしてしまいがちです。
そうなってしまうと、潜在的能力にも気づきにくくなります。
何故なら、悩みに焦点が当たったり、「自分はダメ・・・。」という部分に焦点が当たるからです。
「できない」、「足りない」のないないづくしなので、「ある」ものに目がいかない。
ですから、私が感じたこと、つまり、何がその人の中に「ある」資質・能力・強みなのか。ということを必要なときに、お伝えするのです。
例えば、「私は○○さんには、こういう可能性があると感じました。なぜなら、お話の中で、「△△△」と言っていたからです。思い当たる節はないですか?もし、なかったとしても、必ず能力はあるはずなので、その方向性から挑戦してみるのもいいかも知れませんね。今、これを聴いて、どのように感じましたか?」という感じです。
そこには、確信にも似たもの(直感)があるので、何の躊躇もなく、さらさらとお伝えします。
「ない」ものに焦点を当てても、「ない」のです。
だから、いつまで経っても「ない」が続いてしまう。
だから、「ある」ものに焦点を当てているのです。
良いものは、そのまま活かせば良い。
欠点と感じるならば、欠点を活かす方法を考えれば良い。
大切なのは、「どこに焦点を当てるか?」です。
そう考えると、物事の構造というものは、それほど複雑ではないのかも知れませんね。
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