家庭画報~ソフウェーブ | 『健美同源』ークロスクリニック銀座石川院長のブログー

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家庭画報7月号

にクロスクリニック銀座のたるみ若返り治療「ソフウェーブ」をご紹介頂きました。

 

 

 

 

ソフウェーブ(Sofwave)は、

日本を含むアジアパシフィック地域で私が初めて導入した機器です。

機器を導入した理由は、

何と言ってもその技術の先見性でした。

ソフウェーブの技術はSUPERBと略されるのですが、

HIFUの弱点を補強するか、またはそれに変わるものとして開発されました。

 

ソフウェーブの利点は、

HIFUのような焦点式ではなく、

秒単位で60℃以上の熱収縮が真皮浅層にボリューメトリックに起きることです。

 

作用深度は、

HIFUの4.5mmのような皮下深部に及ばないものの、

超音波の深度の正確性を持つため、

0.5mm~2.5mmの深度のみに作用します。

深層に作用しないことは、

弱点でもあるのですが、HIFUの深部神経損傷のリスクがなく、

安全性の面では利点にもなります。

おかげで、顔だけでなく、ダウンタイムなく、効果が見込める

首の熱治療が行えるようになりました。

 

秒単位の熱照射では、

表皮の熱損傷が起こりうるため表面冷却が必須なのですが、

ソフウェーブには、HIFUが装置の構造上難しかった(あるにはありますが、、)

強力な冷却装置が備わっています。

この点では、単極式超音波(サーマクール)に似ています。

奇しくもサーマクールが発売20年を経て、パテントが切れた影響で、

表面冷却を備えたコピーの高周波装置が続々発売されていることを見ても

冷却と熱治療は切っても切れない関係だと言うことがわかります。

 

さて、私のクリニックでは、

すでにソフウェーブ治療を開始して約3年が経ち、プロトコールもほぼ固まり、

メーカーからは日本で一番の症例数と伺っております。

 

最近、ソフウェーブの認知度が上がり、

多くのクリニックで治療が始まっています。

そろそろ日本におけるソフウェーブのプロトコールを固めていく時期になったかもしれません。

また秋ぐらいの学会で議論しましょう!