学校での性教育をどうしたらいいか。 〜その前に先生に負担かけ過ぎじゃない?〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 

大阪の講演会の質問タイムで、

 

「学校で生理の話など、性教育を取り入れるにはどうしたらいいですか?」

 

という質問を

教師をされてる方からいただいた。




 

 

学校教育とか

直接的には縁がないので、回答をどうしようかと一瞬思ったのだけど。

ちょっと質問に答える前に

すごく思うことがあって。

 

 

生理とか、男女の関係とか、妊娠とか

そんなデリケートな話を

いまの教育現場でそのままできるのかなぁって思ったんだよね。

 

というのは、

先生、みんな余裕ないやん。

 

余裕がなくて

生徒との人間関係を築いたり

細やかな感情をみたりできる先生って

あの追われてる中で

求められるのが無理なんじゃないかと

正直思って。

 

 

新しい性教育などをするよりも

先生の書類仕事を減らして

生徒との時間を確保するほうが大事じゃない?

 

って、

答えさせてもらったんだよね。

まぁ、

それは個人レベルで出来ることではないかもしれないけど。

 

 

というのも

不妊の漢方相談に来られる教師の方って

ぶっちゃけ多くて。

 

話を聞いてると

仕事の量がめちゃくちゃ。

 

しかも

直接子どもと関わる時間よりも

役所や文科省からの

書類、書類、書類・・・

 

それに追われて

仕事時間が完全オーバー。

家でも仕事しないといけない

部活の顧問とかで

土日もつぶれる。

 

 

追われて余裕がないの。

先生本人に。

それで、

子どもを見る。

ということができるはずない。

 

 

そんなふうに

追われてるひとに、デリケートな性の話をされても

こどもの側からして、

どうなんだろうと思うし、

 

外部講師を呼ぶにしても

その手配とかなんかで

また忙しくなる。

生徒へのアフターケアもしないと

やりっぱなしになるし、

 

もう仕事増やさなくていいんじゃない?

 

 

先生を楽にしてあげたら

ギスギスしなくていいし、

ストレスで追われてるよりも

リラックスでゆとりのあるほうが

絶対にこどもへのいろいろな面で良いと思うんだけどなー。

 

まぁ、ぼくは教育の専門家でないので、言いっぱなしになっちゃうし、的はずれなのかもしれないけど。

 

 

 

前に、書いた記事をそのまま転載するけど

同じことを思うんだよね。


 


仕事というのは、なんでも「ちゃんとする」ものかもしれないけど。

社会的にみて周囲からも「ちゃんと」していることを求められる仕事ってあるよね。

たとえば、
教師とか、
保育士とか、
看護師とか。


ひとを育てたり、世話をしたりする仕事というのは、世間からの「理想像」も強いし、その職業を選ぶ時に、その理想像にあこがれて選ぶことも少なくないのかもしれない。

生徒に情熱をもって接して、みんなから尊敬され愛される先生
だったり、
こどもたちと一緒に遊んで、愛情を注ぐ保育士さん
だったり、
命の現場に立ちあう白衣の天使だったり



それは確かに美しい姿だよね。

そしてそんな美しい姿が理想化されて、
そういう仕事って、社会の求める「理想像」をまわりに期待されたり、自分自身も望んだりする。


理想像って大変。

時に、しんどくなる。


実はね、ぼくのところに来られるひとって、この3つの職業が意外と多い。

みんな仕事がものすごく大変。
自分の生活と、仕事とがぐっちゃになってたりする。
サービス残業が多いのも共通しているし、
それがなぜか「社会的にあたりまえ」になってる不思議な職場だったりする。

まわりも、しかもどの職場に行ってもそれが「あたりまえ」になると、不思議に思わなくなるのかもしれない。


考えてみて。
先生って部活の顧問とかしてたら、平日の放課後つぶれて、土日つぶれて、いつ休んでるんだろうって思わない?
それをたくさんの先生がしてるから、ごくごく普通のことになってるけど、よく考えるとおかしいよね。


保育士さんで、お母さんってひともたくさんいるけど、
遅くまでこどもをみてもらった保育士さんのこどもって、
だれが見てるの?


看護師さんとかも、日勤から夜勤続けてとか、夜勤明けに看護記録や引き継ぎするから帰れなかったりとか、まぁ一般人の働き方からしたら、ありえないよね。
ぼくだったら眠くて倒れる。
でも、それをみんなしているから、あたりまえみたいにかんじてるんだろうけど。


そういうった職業につくひとって、自己犠牲の精神が強いひとも多い。

この仕事はそういうものだから。
わたしががんばらないといけない。
まわりに迷惑をかけたらいけない。

そう言って一生懸命にがんばる。

「生徒のため」
「こどものため」
「患者のため」

社会も求めてくる。
職場も求めてくる。
生徒やこどもや患者の家族も求めてくる。


そして、この3つの職業は行政からの影響が強い。
公立の職場が多い。
すると今度は、書類、報告書、レポートがわんさとくる。

しかも、その仕事をする時間が、仕事時間内にない不思議。
みんな残業したり、持ち帰りしたりして一生懸命にするんだよね。
(そして違反だらけの職場ばっかりじゃないかと思うけど、労働基準法違反でも、この3つの職場に労働監督署が来たという話は聞いたことがない。)


ぼくはカウンセリングの時に、何時に起きて、ごはんを食べて、寝るのかを細かく聴く。
するとそのひとの生活。1日の時間割が浮かび上がってくる。
そりゃ無茶苦茶だよねって思うことがよくある。

結局、寝る時間や家族との時間、自分の時間を犠牲にして、一生懸命に仕事をしてるんだよね。
もー、みんながんばりすぎ。


そして、こんな言葉が出てくる。

「今、わたしが妊娠したら、まわりに迷惑かかる」


ねーねー。
おかしいよ、それ。
変だよ、それ。
ちゃんとするところが間違ってるよー。

社会とか、まわりからの期待って、裏切ったらよくない?
そもそも、期待って裏切られるものじゃない?

違うかな。
自分が期待した時に限って裏切られない?
てことは、社会やまわりの期待も裏切ったらいいんだよ。


でも、それを一番に期待してるのは、自分だったりするんだけどね。
「理想像」みたいな自分を想像して、
できるようにがんばって、
できなかったら罪悪感に襲われて、

できないわたしが悪い。

と、自分を責める。


そんなことしなくていいよ。

社会のあたりまえや普通があると思ってるけど、それを「普通」だと認めてるのは、自分自身だから。
普通なんてひとそれぞれ違う。
だから、あなたの普通があったらいい。


一番、ちゃんとしなきゃいけないのは、そんなことじゃない。
これは、

どんな仕事をしてたって一緒。


まわりになにを言われるかわからないけど、
絶対できないと思ってるかもしれないけど、
そしてなにより
怖いかもしれないけど、


勇気をもってしないといけないのは、

「ちゃんと」自分を大切にすること。

だと、ぼくは思う。

 

 

 

 

管理のために「上」が求めてくる

書類仕事を大幅カットしたら

保育園も

学校も

医療現場も

いまよりもずっと良くなる気がする。

 

 

 

 

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