「IDM Supersport: la MV Agusta F3 esordirà al Sachsenring con Gunther Knobloch」
ドイツ選手権は、芳賀選手が参戦中のイギリス選手権と並ぶ激戦区でもあり、F-1の皇帝こと、ミヒャエル・シューマッハ選手がフル参戦した事でも有名な選手権です。
FIMの認可も間もなくと、伝え話で聞いております。
一方、1199の方は、現状では全日本に参戦出来ない可能性があります。
そうです。あのマフラーが原因です。
まず、JSB1000では105dB/Aまでと、音量規制が設けられています。
本国仕様が、それに通るのかという問題。
そして、もっとも解釈が難しい、
「サイレンサーの数は車両公認時のままでなければならない」
と、JSB1000の技術規則に記載されている件。
本国:サイレンサー2本
日本:サイレンサー1本
日本仕様を公認車両とした場合、テルミのパフォーマンスパーツはレースレギュレーション違反となります。
以前のエントリーで愚痴っぽくも「パワーが50hpに落ち込んでも、本国仕様のままで発売した方が、喜ぶ人が多いと思う」と、所感を語っておりますが、Ducati JAPAN やってしまいました。
レースに本気で取組んでいない組織(会社や販社、ディラー)は、レースユーザの事を真摯に考えていない気が致します。
であるなら、この様なミスは起こさない。
日本で正規に入手不可能な本国仕様が、公認車両になるはずもなく。絶望感いっぱいです。
続いて、ST600の方も、
「サイレンサーの数を維持しなくてはならない」
と、ありますので、F3も同様になります。
つまり、これ(1本出し)はレギュレーション違反。
本国仕様の3本出しサイレンサーに、パフォーマンスのフルエキを組み合わせるのが、現状唯一の選択肢のようです。
F3の方は、1199に比べて実害はありませんので、MFJ認可後、即ST600選手権で、その勇姿が観れることでしょう。
結論:1199はレース車両として、障害が多過ぎる!?
どう解決するのか? Ducati JAPAN!!
2013年辺りに、本国と同じ2本出しに戻りそうな・・・気がします。
戻さないと、レースで使えません!
ハンコ、押せませんよ~。