あさきゆめみ史

 

灯火よ闇へ向かって走れ そうだろ

外れくじを引かせたのは僕だ

涼しげに刹那の生涯だ この手を

すり抜けた 栞のない御伽かな

 

一寸先は夢うつつ 失くした青い空

正論も常識も一思いに刺してヤろう

 

浅き夢見し 誰も彼も侵されてんだ

酸いも甘いも 汚れた意のままに

蹴落とせばいい 否定すりゃいい 懲り懲りなんだ

秘めていろよ こんな僕にいっそお命頂戴

 

浮脚が立っても気づかないや 道理だ

契れない僕を嗤えばいいさ

辻褄を合わせたがる 輪廻を解いて

誰かの何かになりたかったよな

 

頬濡らしは一抜けた 彷徨うことなかれ

机上の空論もあらいざらい魅せてこう

 

浅き夢見し そんな事はない 諭されてんだ

意義を結べば 此の世は意のままに

虚勢張ればいい 委ねりゃいい 飽き飽きなんだ

棄ててこいよ これが俗に言う答えですか

 

不幸も困惑も痛みも背負えばいいさ それが人なんだろう

焚き付けてお似合い同士 

 

「僕らは短命だ」

 

まさか気付いてしまった どうする?

 

換えられる過去 変えれる現在 描ける将来

生まれ変わるなら 生きてる間にしな

それがどうした たかが知れた 僕ならこうだ

何がしたい? どうありたい? 闇で咲いて

アガりサガり やっとお命免罪

 

 

 

 

 

ちょうど去年、自分の限界を超えるいわゆる限界突破で立ち向かいました

死ぬほど大口もたたいて自分を追い込みました

 

その結果自分が掲げた旗を掴み切ることができなくて

いなくなってしまいたい寸前まで悔しい思いをしました

 

「クソがっ」

って何回自分のことを思ったことでしょう

 

ただ、これは自分の力不足で

ついてきてくれたみんなはよくついてきてくれたなと思うし

感謝でしかないし、その作り上げた時間は一生の宝物です。

 

少しだけ気持ちが落ち着いてきたときにこの気持ちを言葉にしようと思って

言葉を紡ぎました

 

作詞作曲の時は基本はメロディーから作ってそこから

言葉をのせる事がほとんどなんだけど

 

この、あさきゆめみ史は言葉から作った作品です

 

浅き夢見し

とは浅い夢を見るという意味でだけど

最初見てた浅い夢も追いかけることで君の血肉と変わり

君だけの歴史となるのではないでしょうか?

 

なのでタイトルも最後に史を置かせてもらいました。

 

 

そして今を変えることで、忌まわしい過去も

きっと今日ここに立つための道だったと思うと

過去を変えれないけど、換えることはできるのではないでしょうか?

 

 

そんな想いと共にこの17周年ツアーのお供にして

各地の想像を超えれたらと思ってます。

 

ダウトも君も過去を超えるぞ!!

力を貸してくれ!!

 

 

 

〓深き夢見し幸樹〓