我が家では、「食器洗い」はダンナの仕事です。


私がズボラな専業主婦でも、

ダンナが仕事に疲れて深夜に帰宅しようとも、

「食器洗い」はあくまで「ダンナ」の仕事なんです。



今の新居に入った時も、ダンナは

「小遣い減らしていいから、食洗機だけは入れてくれ!」

というのが唯一の希望でした。



そんなダンナがある日、食器洗いをしていて

ダンナ「なんじゃ、こりゃ~~~~~!!!!」

私  「どうしたん?? びっくりするやん、もう。」

ダンナ「見てくれ、これ~~~~~」

私  「・・・・・・・・唖然・・・・・」




そこにはてんぷら職人が使う金属の箸のように

ピンピンに尖がった私のお箸が・・・

朱の漆塗りの一番のお気に入りだ。

それが、こんな無残な姿に・・・。

ひたすら涙・涙・涙



ダンナ「誰や、これ~~~!」

イチゴ「あ、さっきダイスケが鉛筆削りに突っ込んでたよー」



(はぁ~、何じゃ、そのお気楽な返事は! 

 あんた、いつもダイスケがそんなことしたら母親ヅラして

 叱っているやないか~~~~

 なんで、今日に限って、見過ごしてんのんや~~~~~~~)





心の中を色んなセリフが駆け巡るが、

口にしたところで、私の愛用のお箸は戻ってこない・・・(;o;)

削りなおして丸くする?  そんなダサいこと出来るかいな。



「お気に」のお箸ってなかなか見つからないですよね。

素材、色、太さ、長さ、手触り・・・

全てがしっくり馴染んでいたのに。



あ~、また気長に探そうか・・・ふぅ・・・