TVを買い換えましたので、さっそく「鬼龍院花子の生涯」を見ました。
面白い、面白くないで言えば、たぶん面白い映画なんだと思います。
それも客観的に分からなくなるほど、五社監督に頭をスパナで殴られて
痛いのか嬉しいのかなんなのか、ただただ涙を流しているというような心持ちでした。
五社監督は、縛ったりぶったりして興じる、“例のご趣味”をお持ちの方だったそうです・・・ポッ。
ワタクシ、そんなに映画は見ない方ですが、(特に洋画は、年に1本もみませーん)
本作品はマスダ映画審議委員会・全会一致で殿堂入り。
「なめたらいかんぜよっ」は前後の台詞も含め、100回は発音しました・・・。
私の中に到来した鬼花ブームに乗って、
amazonで五社監督の娘さん五社巴さんが著した
「さよならだけが人生さ-五社英雄という生き方」を衝動買い。
豪放磊落な五社監督と、土佐の侠客「鬼政」。
彼らの背中が、まったく世界を異にしているはずの
私の父上(BoAちゃんを愛する)を
なぜか思い出させて、父親という一人の男の背中に
「ありがとう」と呟かずにはいられませんでした。
さよならだけが
人生ならば
人生なんか いりません 。
とはたしか寺山修司の弁。
まったく、男っていうやつは・・・・むにゃむにゃ。