今日はさいたま市花火大会が家から

チャリンコで10分くらいの場所で開催されていたようです。


4階にある我が家は、なかなかのビューポイントで、

今夏の初花火をバッチリ拝めました。キャハハ



自宅ベランダより


先日、友人からの「この本、知らんかぇ」というメールで

興味を持った本を帰り道に購入しました。本キラキラ


秋田書店から発行されている

マンガ雑誌「ミステリーボニータ」で連載中の

「当世白浪気質~東京アプレゲール~」(杉山小弥花)です。


時は昭和23年。

焼跡残る東京に眼力確かな美術品泥棒・吉田虎之助がいた。

お宝探して迷いこんだ山村で人形のように美しい少女・千越と出会う。

彼女は村のために、山の神の使いである白狼に嫁入りするというが…!?

盗人稼業のヤクザ者と生き神の少女が、

戦後の東京を痛快に駆け抜ける人情冒険活劇。


レトロおたくをゾクゾクっとさせることはもちろん、

護国の鬼となり死をも厭わず守り抜いた正義が

いっぺんにひっくり返った戦後の日本人の心も

粋な言葉とともに描いていきます。


「なにを正しいとするかは結局 時代の函数でしかないってことなのさ
   オレは完全な世界なんてないことを知ってるぜ」


「雪は純粋だから白いのではない
   赤や緑と同じ ただ白という色がついているだけだ」


とにかく、言葉の力が強い。アツいっ!!

アプレゲール浪漫譚をズッシリと楽しめます!

画力に少しもったいなさを感じますが、

それを差し引いても充分楽しめるかと。



吉田虎之助もそうですが、

ルパン三世や冴羽獠など

カッコイイヒーローの必須要素は

美女に弱いエロ心+決めるときはキメる!

ってこと・・・。

男性でも、エロかっこいいのジャンルは確立していたんですね。

ちなみに、私は、ルパンより五ェ門様が好きです・・・薔薇




★★今日の1冊★★

本日の1冊:「当世白浪気質~東京アプレゲール~」

                       (杉山小弥花)