お盆へ向けてまっしぐらに突っ走る
世間に揉まれて、
更新サボり気味マスダです。
最近は、ハマるの怖さに避け続けてきた
｢20世紀少年―本格科学冒険漫画｣(浦沢直樹)
をついに読み始めました。
辞められない止まらない・・・
カッパえびせんを遥かに凌駕するパワー。
家事しない、ご飯コンビニ・・・生活は一気に傾きました。
浦沢直樹の漫画は｢続きが気になる！｣という
連載漫画に欠かせないこの要素に、長け過ぎているように思います。
自分の読むスピードの遅さがうらめしい・・・
こうやって漫画ばかり読んでいても、
震え上がる名作・ドストライクな漫画には
なかなか巡り会えません。
先日、久々にドストライクが
キターーーー
(｀∀´)ーーーー！！！
私のお気に入りの作家さん・浅野いにおの
ヤンサン連載中のコミック最新作！
｢おやすみプンプン｣です。
どこにでもありそうな或る街に住んでいる、
どこにでもいそうな或る少年。彼の名前は…「プンプン」。
これは、「フツーの」小学５年生・プンプンの、
波瀾万丈の人生をおった、成長の物語――
これが、主人公のプン山プンプン。
「フツーの」小学５年生・プンプンには、
中二病真っ只中の友人がいて・・・
愛子ちゃんというかわいいガールフレンドがいて・・・
とっても、｢フツーな｣お話です。
無職のプンプンパパは、プンプンママに暴行を加えムショ行きになり、
プンプンの先生はどんな時も子供達に子供らしさを求め、
プンプンに神様の呼び方を教えてくれたおじさんは、
宗教を盲信する女性の前で
｢神様なんていないーーーー！！！｣と絶叫する。
ヘンなことが、フツー。
フツーなことが、ヘン。
見た目は、落書きみたいな鳥型(？)生命体。
しかし、普通の小学生。
誰も何も説明してくれないシュールレアリズムは、
リアルな“今”をざっくりと切り取ります。
｢僕は将来どんな大人になるのだろう？｣
というプンプンの質問にプンプンの神様は答えます。
｢焦らずゆっくり考えればいいさ。
なぜなら君には無限の可能性があるから・・・
なーんてことを真顔で言えちゃう
大人になっちゃダメだよーーーー｣
とにかく、読まなきゃわからない。
得体の知れないこの名作の行方は、
その目でご確認ください。
★★今日の１冊★★
本日の１冊：｢おやすみプンプン｣(浅野いにお)
