お盆休みも終わって、「現実逃避にマンガでも読むか」
って人が増えてきたのか、今週は16冊ほど売れました。
最近は、出品・入荷とにも滞り気味・・・。
すでに出品済みのものがボチボチ売れてる・・・という
惰性で進むトロッコのような日々です。
今までは半年に1回、ダンボール1~2箱くらいを
売り払うことで増殖の勢いを抑えていた本たち。
「古本屋をやる!」という安心感(?)から、
本たちはグングンと増殖の勢いを増し・・・
1週間に10冊→1ヶ月で40冊→1年で500冊・・・。
さらに、たまに100冊単位の大量仕入れ。
本を買うのはいいんですが、
備蓄し続けるわけにもいかない・・・。
だけど、やっぱりマンガは面白い。
手放せないんです、本が。
ズラリと全巻セットが並んだ本棚を見るのは壮観。
おうちにあの名作が!!と思うとテンションも上がります。
面白い!!人にオススメしたい!!と思う本ほど、
売りたくないというジレンマ・・・。
私が思い切って売ろうとすると、
物持ち・保管の鬼の旦那が、
「それ、売るの!?えーーー!!」
と驚愕の声を上げ、私の決心をグラつかせます。
(っていうか、私は古本売る商いをやっているんですけど・・・)
北尾トロさんの著書「ぼくはオンライン古本屋のおじさん」
でも私の抱いているジレンマと似たようなことが書いてありました。
北尾さんも当初はそのようなジレンマに襲われたが、
「だんだん本を持つことへの執着がなくなり、
本は人と人の間をめぐりめぐっていくんだ、すばらしい」
みたいに思えるようになると書いてありました。
ホントに!?( ̄□ ̄;)!!
古本屋やっていくためには、
気持ちの面でもまだまだ変革が必要そう。。。
「本を売るごとき所作にジレンマを抱えている。なぜだ!?」
「坊やだからさ・・・」
★★今日の1冊★★
本日の1冊:「彼方から」(ひかわきょうこ)
やっと届きました!やっぱりおもしろい~