クルルさん、おやすみなさい | るーみっけダイアリー

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rumikaのブログ。アメ限記事ばかりですみません。たまに虫ネタなど、日々の日記

 

一週間前の5月3日、

オオカマキリのクルルさんは、天寿を全うしました。

永久不滅(たぶん)の記録を打ち立てたミラクルクルルの、

最後の記録。

 

 

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◆クルルさん

オオカマキリ。メス。体色は茶色。

昨年10月22日に我が家に来る。

4月28日、八回目の産卵。

5月3日現在、産卵数8。

 

 

 

 

4月27日。

高いところに登りたいクルルさん。滑って登れない。

お腹が大きいので、おそらく産卵したいのだと思う。

 

 

 

 

 

4月28日。

まさかの八回目の産卵。

八個目の卵と言うのも、十年以上にわたる飼育経験の中でも新記録。

 

産卵お疲れさま。

 

 

 

 

 

4月29日。

GW初日、5月到達ほぼ確定のクルルさん。

産卵後の飯は美味い。たくさん食べました。

 

 

 

 

 

4月30日。

たまには飼育ケースの中にいる写真を。

 

お水たくさん飲んだクルルさん。あまり元気がなく、ご飯もいらないらしい。

夕べからフンの色が変わった……さすがにその時が近付いてきた。

 

 

 

 

 

5月1日。

日付変わって、クルルさん5月到達! 凄いね!

でも、一緒に居られるのはあと少し……。

お迎えが来ているようです。

 

昼間は最後の日向ぼっこ。

おそらく明日はもう、動けないだろうから……。

 

 

 

 

 

5月2日。

日付変わってすぐのクルルさん。何とか脚のお手入れは出来た。

でももう、思うようには動けない。

 

朝になり、昼を越し、動ける時間が少なくなっていく。

鎌を閉じ、脚を折り曲げて、旅立ちの体勢を整えていく。

そんな中で、もしかしてクルルさんは子供たちを起こしたのかもしれない。

庭に出してあったクルルさんの卵の一つが孵化して、

ちっちゃなちっちゃな赤ちゃんカマキリが、たくさんわらわらしてました。

 

23時50分頃にちょっと脚が動いたので、

おそらく日付けを跨ぐことは出来たかな。

5月3日未明、クルルさん、天寿を全う。

肉体の限界ギリギリ、精一杯目一杯、生ききりました。

 

昨年3月26日のミントちゃんの記録は不滅だと思っていた……

いやひょっとして4月1日か2日あたりになら

到達する子は現れるかもしれない、とは考えた。

それを越えたどころか、4月すらも当たり前のように流して、

5月到達。

奇跡でした。

ひょっとしてクルルさんは遅く生まれた子なのかもしれないけど、

それを差し引いても、

昨年の春~夏に誕生した子が翌年の5月まで生きるというのは、

やっぱり奇跡だと思うのです。

 

さすがに妖化して喋りだしたりはしなかったけど。

「GWまで生きたこと自体がある意味妖化( ̄▽ ̄) (友人談)」

妖化すれば、私が死ぬまで一緒に暮らせるかなーと

かなり本気で思ってたんだけど。

(ドン引いた人、スルーして下さい)

 

ミラクルクルル、の愛称が付いたクルルさん。

ウチに来てくれてありがとう。

奇跡との出会いに感謝。