今日は
でこぽん一家がパグの魅力に目覚めたきっかけとなったお話。
もうかれこれ6、7年も前のこと。
でこ父の職場にパグが拾得物として預かられているとのでこ父からの連絡。
拾得物と心なく言っている訳ではなく、迷い犬などの動物はそういう風に言われます。
でこ父からのメールには
パグが彷徨っていたところを保護してくれて、うちで預かっているよ~。
という内容に写真付き。
画素数が低かったあの頃。
パグの写真をみて、
なんて!ぶさいくなんだ!
と思った第一印象。
でも、犬好き、というより、ミーハーなでこぽん一家は一目見てみたい。
父の職場に向かったのだ。
そこにいたパグは薄暗い倉庫の片隅にケージを置き、
繋がれていた、第一印象はブサイクだったパグ。
かなり彷徨っていたようで、
疲労困ぱい状態。
でも、わたしたちが近づくと嬉しさをめいいっぱい表現しているのです。
かわいい・・・
単純なでこぽん一家は、
こんな薄暗い中で一日のほとんど過ごすなんてかわいそうだから、
飼い主さんが現れるまで
うちにおいでと声をかけたのでした。
でこ父が彼女に始めにつけた名前は、
われめちゃん
それを聞いたでこ母は
「そんな名前、外で呼ぶの恥ずかしい!」
ってことで
あられちゃん
になりました。
今を思うと、もっとかわいい名前つけてあげたら良かった。
どっちもどっちなのよね。
たぶんこれはうちに来た初日くらいの写真かな?
ちょっとお疲れ気味のあられちゃん。
飼い主さんが必死に探してたらいけないから、
いろんなところに張り紙もしたし、
保健所にももちろん連絡はしたの。
今までお家の中で犬を飼ったことなかったから
あられちゃんの存在がとても新鮮で
膝の上で安心して眠る姿はとってもかわいかった。
パグがこんなに順応性がある犬だとは思わなかった。
でもこれは怖い意味でもあるのよね・・・。
もう飼い主さんが現れないかと思ったときだったの。
保健所の公示期限もあと一日に迫ったその日。
留守録に心当たりがあります。
とのメッセージ。
とうとう、お別れの日がきてしまったのね。
とってもとっても喜ばしいことだった。
でも同じくらい寂しくて・・・
泣けてきた。
でこぽんと父は、
あられちゃんを飼い主さんに会わせてあげるために
待ち合わせ場所に向かったの。
そこで待っていた飼い主さんはとても嬉しそうで、
あられちゃんもとても嬉しそうだった。
そのときは別れが寂しいという気持ちの方が大きかったというのが
正直な気持ち。
でも、やっぱり飼い主さんが見つかったことを喜んであげたい。
あられちゃん、飼い主さんが見つかってよかったね♪
あられちゃんは出産を経験していて、
娘ぱぐと2匹を飼われていたそう。
あられちゃんが帰ってから、娘パグはあられちゃんにべったりひっついていたそう。
お散歩の途中にいなくなり、
保護された場所は大きな道路を渡らなくては行けない場所で、
どんな風にそこまで彷徨ってしまったかは
あられちゃんにしか分からないことだけど、
肉球がとても固くなっていたと言っていたから、すごくすごく歩いたのよね、きっと。
飼い主さんは寂しそうに泣いていたでこぽんをみて
きっと不憫に思ったのね。
今度お泊まり保育なんてどうですか?
って。
飼い主さんの言葉を鵜呑みにしたでこぽん一家は
図々しく後日連絡したの。
遊びに来たあられちゃんは、
かわいかったけど、どこかよそよそしく感じたの。笑
やっぱり飼い主さんのところが一番だと分かったお泊まり保育。
お泊まり保育も数日たった頃。
飼い主さんから「近くにきてます」との連絡。
でこ母があられちゃんを抱っこして出て行ったの。
帰って来たらでこ母が抱っこしていたのは
しょうゆだった。
でこ妹はお別れもいえず、その醤油を眺めていたわよ。笑
それからあられちゃんに会うことはなかったけど、
きっと元気に過ごしているはず。
いま、パグを飼っているから分かるけど、
あの顎の白くなり具合からすると、4歳か5歳くらいだったから、
今10歳くらいかな~。
たまに会いたくなるけど、
それ以上に今、かわいいパグに、しかも4匹に、
囲まれているから
とっても幸せなのです♪
あられちゃんが飼い主さんのもとへ帰ってから
最初のパグを飼い始めるまでに
ブランクがあったのは、でこ母がこう言っていたからなの。
「ぱぐのご飯の食べ方がちょっと・・・。」
あられちゃん、ものすごく食べ方が下手で、
フードをまき散らしながら食べていたのよ。笑
それがでこ母のネックになってて、きなこが来るまでに3年はかかったわけで。
あ、
しりとりファミリーはそんなに食べるの下手じゃないです。笑
あとで分かったことだけど、
あられちゃんの本当の名前は「ひな」ちゃん。
かわいい名前で良かったわ☆
不幸な子が一匹でも減りますように・・・☆
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