同じくあんまり治安のよくない街ではあったが、昔ながらの魚屋さんがあった
有名な寿司屋にもネタをおろしているとかで、いろいろ新鮮かつ珍しい魚貝類を扱っていた
(もちろんお値段それなり
ある日、その店先からでっかいタコが逃げ出した
それだけなら「それなんてマンガのひとこま」なんだが、
なんとそのタコ、なかなかの根性持ちだったらしく
店先から路地→片側2車線の大きい道路をまたぐ交差点を渡ってお向かいの店先にコンヌツワ
その距離、ざっと50メートルはあったと思う
向かいにあったコンビニの店長がタコに絡みつかれ「あぁぁあぁぁぁあ゛」と悲鳴をあげながら
魚屋に向かって横断歩道を渡る光景はなかなかシュールだった