ある日、おぼろげにしか思い出せ無いのだけど確か朝一でスロットを打ち、昼頃にしょんぼりして出てきた時だったのと陸橋の下だったのは覚えている。
まあ負けたと言っても1万円ぐらいだったと思うのだけど、なんか陸橋の下に車を置いていたのかな・・・歩いていると結構綺麗なお姉さんが
『あなたのために祈らせて下さい』
と言ってきたのよ。
そりゃ、お願いしますよね、下心丸出しで。
で、一通り終わった後にやはり
『どうでした?』
と聞いてくるのでまあこの時に限って
『あ、なんかいい感じかも』
と返してしまったのですよ。そりゃ、綺麗なお姉さんに言われればちょっとね。
そしてその瞬間。
後ろから『いや、いい感じでしたか!もしかしたらお盆も近いのであなたのご先祖様が降りて来たかも知れません!(この言い回しは覚えている)どうでしょう?私達と一緒に先生の御言葉を聞きに行きませんか?』とか言いながら三人ぐらいのオッサンが出てきて・・・
まあ、要らないです、急いでるんで、とか言いながら逃げましたよ。そりゃもう。
それまで勧誘されるって感じじゃ無かったのだけどここで初めて『こいつらはヤバい』と感じた一件がありまして・・・でもこの日はコレで終わらなかったのです・・・
その後、車を走らせて買い物に・・・屋上駐車場だったのを覚えているのですが・・・
まあ車から降りた瞬間『あなたのために祈らせて下さい』が来たんですわ(;´д`)
『さっき祈ってもらったから要らないです』
『え?どこで祈ってもらったのですか?』
『あっちの陸橋の下で声掛けられた』
『そうなんですか〜でも、別に何度祈られても悪い事じゃ無いですから』
とか言われてまあ渋々なすがままにされました(;´д`)
『どうでした?』
『なんか気が重い』
『それ、もしかしたらお盆も近いので(以下略』
『とりあえず買い物したいから』
と、その場を離れて買い物に。確か座布団を買ったと思う。で、まだ終わらないのよ(;´д`)
車に戻ったらさっきの人居るのよ_(┐「ε:)_
『あなたのために』
『さっき祈ったろ!!』
『そうでしたっけ?』
『もう要らないから』
で、イライラしながら車に乗ろうとしたら
『お兄さん、イライラしてる?それもしかしたらお盆も(以下略』
『お宅の信じる神様のせいでイライラしてんの!』
で、その場を離れたのだけど・・・
多分、この日はこの神様に試されてたんだろうね。まだ終わらないのよ_(┐「ε:)_
次は確か本屋の駐車場。オッサンだった。
『あなたの(以下略)』
『要らないです』
『いやそう言わずに』
『すいません。僕は僕の信じる神様がいるので、あなたの祈り要らないです』
『え?どんな神様ですか?』
『Eric・Clapton』
『え?生きてますよね?』
『神様は居るんだよ』
とか言ってポカンとしたところを逃げました(´Д` )
もうこの時点で次声掛けられたら何しようとか思っていたのだけど・・・ちょっとした妙案が浮かんだのね。もう一回来ないかなとか思いながらスーパーへ晩飯の食材を買いに行ったら・・・
いたね。神様は俺を裏切らなかった。
駐車場をウロウロするおばさんを見つけた。多分アレだと確信した上で車を離れた所に置き近くを歩いていると・・・
『すいません、あなたの(以下略)』
さあ、俺のターン。
『申し訳ないけど、あなた達はズルい』
『はい?どう言う事ですか?』
『先日、多分あなたと同じような人に祈って頂きました。』
『まあ・・・それは』
『でも、あなた達は祈ってばかりで僕もあなたの為に祈りたいのに祈らせてくれない』
『いや、そんな事は無いですよ』
『では・・・あなたの為に祈らせて下さい』
『え?ええ・・・良いですよ』
『では少し後ろを向いて・・・軽く目を閉じて下さい』
『はい』
そして俺は少しブツブツと・・・南無阿弥陀仏を小声で呟き・・・おもむろに
『きぇぇぇぇぇえぇぇっ!!』
と奇声をあげながらおばさんの頭をパシーンと叩き、全速力で逃げて来ました(*´-`)
やった・・・やり切った・・・神様は見ていた・・・
と、言う事がありました(*゚∀゚*)
しかし神様は本当にいるのか、この一件以降この手の人達に祈られる事はありませんでした(*´-`)
多分深谷に住んでた時なので27・8年前の話です(=゚ω゚)ノ
警察呼ばれなくて良かった_(┐「ε:)_
次回は別の宗教のお話を・・・(^^;