来ないかな〜来ないかな〜とか思っている時は全然来ないのに、忘れかけるとやってくる事は良くある話だけど、手相教の事を忘れてただ単純にブックオフに寄ろうと大塚駅を降りたのですよ。
確か、午前中だったな。
ブックオフに寄って本を買い、大塚駅に戻って電車の時間を待っていた時、
『あの〜、ちょっと良いですか?』
って感じでサラリーマン風の人に声を掛けられたのだけど、この瞬間はまだ手相教の手先だとは思っていなくて、普通に
『どうしました?』って応えたのね。
『えーと、実は自分ちょっと手相占いの勉強を・・・』
って言われた時の感覚、何と言うか脳味噌から汁が溢れ出す様な感じ?パチンコでいきなりノーマルリーチで当たってしまった感覚?
もう『キターーー!ーーーーーーーーーーーーーー!ーーーーー!』って感じでしたよ。
でね、もうここから俺のターン。ずっと温めていた作戦を発動!
まぃきいvs手相教の戦いが始まる・・・
『あ、手相占いの勉強をされているのですね。良いですよ、協力しましょう。』
『ありがとうございます』
『で、どちらの手を見ますか?』
この瞬間『えっ?』て顔して悩んでいた手相教の人に追い討ちをかける。
『普通、手を組んだ時親指が下になっている手を見る(諸説あります)モノなのですよ。僕の場合は左手ですね』
と、手を組んで見せてから左手を差し出したら、
『は、はあ、そうですね・・・えーと、ちょっと見てみます・・・おや?この手相は結構良い』
『どの辺が良い感じに見えますか?』
『あ、えーと、この線が』
『あ、頭脳線ですね〜、確かに僕の頭脳戦は悪くないんですけど(テキトーです)』
『あ、はい』
『でもね、僕の場合運命線がね、角度が悪くてね(もちろんテキトー)、ちょっと僕の運命あまり良くないんですよ』
『あ、あー、そうですね〜、ちょっと良くないかも知れませんね〜』
ここでこの人ちょっと顔明るくなったのですよ。多分黙っていたら次の台詞は『その運命を良くしたいと思いませんか?』と続いたと思う。
でも、俺のターン。間髪入れずに
『ちょっとあなたの手相見せて下さい。あ、ちょっと手を組んでもらって・・・』
『え?あー、はい・・・』
『左手ですね。ちょっと失礼します・・・おお?あなた、生命線がいい感じですよ?』
『え?あ?そうですか?』
『特にね・・・ちょっと待って・・・』
ここでカバンから油性のサインペンを出して、手相教の人の手に線を描きながら
『ここ、この線の流れがね、良いんですけど、この線がちょっとこっちの方に走ってるとあまり良くなくて・・・あと運命線がもうちょいこっちの角度になってると良いんだけど・・・あ、でも僕の運命線はこんな感じだったでしょ?それよりは良いかな・・・あとコレ、この線が・・・』
とか言いながら色々(デタラメを)教えてあげたのですよ。
ちゃんとこの人『はあ』『はい』『なるほど〜』って感じで聞いていたのだけど・・・
最後に
『うん。こんな感じで色々な人の手相を見せてもらってあと2年も勉強すれば独立出来ると思いますよ。頭脳戦も悪くないからあなた多分頭良いですよね(もちろんテキトー)』
と言ってから
『じゃあ、頑張って下さい』って満面の笑みでその場を離れ、電車に乗らずに駅の外に逃げました。
え?その人の手に書いた線?
多分こんな感じになってたと思います(=゚ω゚)ノ
いやー、気持ち良かったです(*゚∀゚*)
あの人、立派な手相占い師になれたかな(*´-`)
まあ、こんな感じで手相教の勧誘を撃退しました。
まあしかし・・・宗教って色々あって・・・連戦連勝して来た僕も敗北してしまった一件があったのですよ・・・
それはまた次回お話致します・・・
ちょっと次回は衝撃の新事実が!!!