…腹が、痛い。

出勤のバスの中、じわじわと痛み出すが、耐えられないほどではない。
とりあえずそのまま出勤…したのだが、勤務先が近づくにつれ痛みは
増してくる。

…ノロわれた?

到着早々トイレに入ってみるが、別に何も出てこない。しかし腹の痛みは増すばかり。
そのうち、座っていることさえつらくなってきた。というか、もう立っても座っても、痛い。
だんだん変な汗は出てくるわ、若干吐き気を覚えたり。

あまりに苦しいので、今日は帰らせてくれと懇願して休みにさせてもらう。顔色もだいぶ悪かったらしい(自分じゃわからない)。

さて、帰るのはいいのだが…その行程すらつらい。通常時30分で通勤できるのが不幸中の幸いではあろうが、
立っても座ってもつらいのである。途中駅のトイレにこもってみたりして、結局1~2時間かけて最寄り駅まで
たどり着いた気がする。
何も出てこないし、腹が痛いといっても痛みは左脇腹周辺に集中しているので、ノロじゃなくて何か、もっと別の病気かも(盲腸も頭をよぎりますが盲腸は通常、右です)と思いながら、自宅に帰らず医者に直行。

予約の再診患者が優先なのでしばし待つ間、検温と問診票記入をする。
それにしても腹が痛い、待ち時間がえらく長く感じるが、ここは一人の医師が
全員を診察しているわけでもない(診察室が数部屋あり、それぞれに医師がいる)し、いろんな部屋に
患者さんを呼ぶ声がしているから、そう待っているわけでもないだろう。

ともかく、順番がまわってきたので診察室に入り症状を訴える。
一応検査してみましょうと言うことで、尿検査・採血・MRI(?)。
しかしこの待ち時間もまた辛い…あまりにつらそうにしていたのか、ベッドを貸してもらえた。
横になっても痛いものは痛いのだけど、座っているよりかはマシな気がする。

最後のMRI受診後もベッドで横になる。ふつう診察室で結果を聞くのだが、そのままベッドにまで
先生にきてもらった。
んで、検査の結果、診察時の見立て通り、尿管結石とのこと。尿潜血も検出されたらしいので間違いなかろう、と。

うわー

あとは、作られた診察カード(写真入り)と処方箋を窓口で受け取り、診察料を支払い。5750円…。
(クレジットカードが使えたのでカードで払った)
来週もう一回診察を受ける必要があるのでその予約票ももらう。

次、処方箋持って調剤薬局へ。ここでも問診票、というか調査票か、を書かされる。
「おくすり手帳をつくるか」とか「ジェネリックにできる薬があるがどうするか」と聞かれるが、
腹が痛い私は早く済ませたいことしか考えられず、適当におくすり手帳なし・ジェネリック薬なしでと回答。

薬が出るまで待つ。しかし腹が痛い。少しでも楽になりたいので足を組んでみたり背もたれにもたれてみたりする。あまり混雑していないのが幸いか。

薬の説明をうけ、代金を支払って、終わり。ちなみに、鎮痛解熱剤(痛み止め)と結石を排出させるための薬を処方されている。

出された薬について、(注意事項以外の)話を薬剤師さんと少しするが、私はもう早く帰って横になりたくてしょうがなかった。でもそんなことは言わずに対応。

さて、うちに帰るのだが…バスターミナルに最寄のバス停まで行くバスはいない。しょうがないので20分弱の道のりを歩く。歩く。歩く…つらくて挫けそうだ。水分補給が重要(まずは水分をたくさんとって石を押し流してみるしかない)なので、自販機で買ったペットボトルの飲み物を飲みながら歩く。

さて家に帰って横になるが、やっぱり痛い。うー。痛み止めは腹が痛いとき食後にのめと言うが何も食べてないしなぁ。しかし痛くて何か食べるどころではないし、さっき飲んだのはスポーツドリンクなのでこれで胃も動いているだろう、ということで、痛み止めを飲む。ちなみに痛み止めは、1日3錠までしか使えないし(厳守)、6時間くらい間を空けるほうがいいらしい。

うなりながらいつの間にか寝ていた。1時間か30分くらいたっただろうか、痛みはほとんど感じない(動いたりすると少しは痛みがあるが、気にならない程度の痛み)。遅いお昼ごはんを食べて、薬を飲んだ。

…さて、明日どうするかなぁ。