チャミ姉さんとギョンスちゃん 34 | D.O.doting

D.O.doting

EXOのD.O.ことド・ギョンスにはまりました。
好きなカップルはカイド、ニョルド。
同じ趣味の方、仲良くしてください。
基本トンペン、ユノペン、別サイトあり。

「どうした? チャンスニ」
「どうしたじゃないわよ」
助手席に座る私の太ももを、それとなく撫でて。
ユノはいつもの笑顔。悔しいけど、好き。
睨み付けても、ユノは全く動じない。それどころか。
私の鼻を軽くつまんで、楽しげに笑う。
「なによ・・・、もう」
「怒った顔も可愛いな」
まあ。私がこんなに怒ってるのに、気付かないどころか。
可愛い・・・なんて、よく言う。
「誰でも可愛いんでしょ? あの女だって」
「あの女?」
クラクションを鳴らされて、ユノがアクセルを踏む。
「テミンよ。男と見れば誰にでも色目使って」
最低。思わず、つぶやけば。
「お前が一番だよ、チャンスニ。だからそんなこと、言うな」
たしなめるように私を見る。諭すようなその顔も。
やっぱり・・・好きで。

意地悪。最低。女たらし。・・・思うけど。
大好きなの。肩にもたれると。
優しく、肩を抱いてくれる。家に、着いて。
車を止めてすぐ、抱き合う。あなたじゃなきゃダメなんだから。
いっぱいキスして、もつれるように家に入って。
ユノは私を抱き上げる。こういうときのあなたって本当に激しいから。
ちょっと、楽しみ。

荒々しく服を脱がされて、ベッドに押し倒される。
「私だけを見て」
キスをしようとするユノの唇を、指で止めて。
囁く。ユノは私の手を握り締めて。

お前だけを見てるよ、いつも。心配しすぎだ、チャンスニ。
お前が思うより俺はもっと、お前だけを思ってる。
言うなり、その唇が私の唇をふさぐ。