Firelight 10 | D.O.doting

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EXOのD.O.ことド・ギョンスにはまりました。
好きなカップルはカイド、ニョルド。
同じ趣味の方、仲良くしてください。
基本トンペン、ユノペン、別サイトあり。

■D-Side

いつも通りの朝。よく眠れたのはなんでだろう。
チャニョルは満足そうにベッドを降りて朝食の支度をしに行った。
昨夜のお詫びに、って。
カイはまだ寝てる。安らかな寝顔に、癒されて。
ゆっくりと体を起こした。

キッチンに顔を出すと、チャニョルとチェンが支度をしていた。
人数分の皿を出したり、ご飯をよそったりできる範囲で手伝う。
俺の背中に、誰かがこつんと当たって。
見なくてもわかる。この感触は、チャニョルだ。
「寝ててよかったのに」
「いいよ。本当は俺の番だから」
言うとチャニョルは笑って。
「いつもお前ばっかりじゃん。たまにはいい顔させろよな」
ホッとした。少しはすっきりしたのかもしれない。口に出せない寂しさ。
何も聞かずに引き出せたんだとしたら。

みんなが集まってきた。9人揃うと騒々しい。
案の定、一番遅く起きてきたのはカイ。セフンにもたれて甘えてる。
当たり前に自然に、空気みたいに。
みんなと穏やかな時間が過ごせたら、いい。