もう眠い。

眠いけど、聞いておきたいことが一つ。

 

 

「ね・・・翔くん。

誕生日プレゼント何がいい?」

 

いろいろ自分でも考えた。

でも、翔くんはお金で買えるもので欲しいものなんてないんじゃないかな?

欲しいものは自分で買っちゃいそうだし。

で・・・考えた末に聞いてみることにした。

 

 

「ん?こんな時に聞かなくても・・・」

 

「だって、翔くん、最近忙しくって。

なかなか話もできないじゃん。

やっと時間が取れたと思ったらさ。

ゆっくり話なんてしないじゃん」

 

「そりゃ・・・しばらく智くんと過ごす時間がなかったから・・・

愛の確認したくなるでしょ?」

 

うん・・・それもそうで。

僕もちょっと寂しい時間が多かったから・・・

話をする前にそういう気分が盛り上がっちゃったんだけどさ。

 

腕枕をしてくれてる翔くんの腕がゆらりと揺れる。

肘を軽く曲げたから、ちょっと頭を浮かせて翔くんに近付いた。

顔が近くなると、翔くんの口唇が僕に迫ってくる。

 

 

「ん・・・・っ」

 

口唇が触れるとじんわりと熱が移る。

 

 

「なんでもいいんだよ。

智くんが俺にプレゼントしてくれるものならなんでも。

でも・・・・」

 

「でも・・・?」

 

「あえて希望するなら・・・」

 

ニヤリと片頬だけが上がる腹黒い微笑みしてもイケメンなんだよなぁ。

間近から見惚れてたら。

 

 

「あなたが欲しい」

 

「は?僕?もうあげられるようなもの・・・なにもないよ?」

 

だって・・・僕の全てはもう翔くんのものだから。

隅から隅まで。

僕の体の至る所。

翔くんが知らないところもないし、翔くんの手が触れてないところもない。

 

 

「そう思ってるのはアナタだけだよ」

 

翔くんの口唇の熱がまた僕に移る。

僕からも翔くんに熱を移して。

 

 

また熱く熱く体が昂ぶる。

 

 

 

☆★

 

 

櫻井さん、お誕生日おめでとうございます!

大野さんが早く来いって言ってた40歳ですね。

お祝いの連絡は嵐LINEで飛び交ったかな?

またどこかでそんなお話してくれると嬉しいなぁ。

 

 

お話の続きは・・・あるかな?(笑)