アルフレッド・マハンのことを文芸春秋2007年11月号で知った、それから何冊か彼の本を読んだが、今の日米関係のことを考える時に示唆する内容のもの多いね!!!
ё海洋国家の理論の先駆者としてしられるのが、アメリカ海軍大学校 の校長であったアルフレッド・セイヤー・マハン 海軍 予備役 大佐 である。マハンは1890年 に『The Influence of Sea Power Upon History, 1660-1783 (シーパワーが歴史に及ぼした影響)』を著し、日本では『海上権力史論 』として刊行され、日本の地政学や軍事戦略にも大きな影響を与えた。
マハンは世界の強国となるための前提条件として制海権 を 握ることと説き、軍事展開により国力の消費を避ける傾向を持つ、海洋国家の理論の中では攻撃性を持つ主張である。
これはマハンの祖国アメリカが、南北戦争 以降の西部開拓時代に海外発展に遅れをとったことが背景にあるとされ、欧州の拡大に対して挽回を図るという観点からそうした志向をとったともいわれてい る。
マハンは強い海洋国家となるために必要なシーパワーの条件として、
①国家の地理的位置
②自然的構成
③国土の面積
④国民人口
⑤国民の性質
⑥政府の性質
を挙げた。とりわけマハンの主張の中で特筆すべきは海洋国家は大陸国家を兼ねることは出来ないというものであるが、この主張には裏づけとなる証明がなされておらず、未だ仮説の域を出ないといわれているが。(この記事は、ウィキペディアより転載)
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