マルチ商法とは | 労働マルチの実体験 エヌモのブログ DS-MAX マルチ商法 洗脳詐欺求人 偽装請負 ブラック企業 

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日本ではマルチレベルマーケティング(Multi-Levels Marketing)をマルチ商法と呼んでいます。マルチレベルマーケティングを日本語に直訳すると多階層販売方式。低コストで販売網を拡大させる手法です。


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厳密にいうとマルチ商法のすべてが違法・悪質ということではありませんが、特定商取引法で厳格に規制をされています。現状では健全なマルチ商法はないと言っても過言ではありません。マルチ商法の仕組みは多くの被害者を生みやすい構造を持つため厳重な注意が必要です。マルチ商法の仕組みをわかりやすく図解で説明します。
 

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図1:集客の流れ

ほとんどのマルチ商法の目的は、会員(販売員や構成員)のお金、労働力、人脈の吸収です。図1のようなピラミッド状の多階層構造を形成します。射幸心を煽り、会員はネズミ算のように増えていきます。ひとりが3人を入会させ、その3人が3人ずつ入会をさせ、さらにその9人が3人ずつ誘い・・・・と波及効果を利用して爆発的に会員が増えていきます。しかし、現実は必ずどこかで頭打ちになります。図2のように儲けは逆三角形状に分配されるため、1人の成功者と999人の失敗者を生むと言われています。悪徳業者が完全に仕組んでいるため、ほぼすべての人が損をします


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図2:お金の流れ

マルチ商法は会員を増やすために必ず射幸心を煽ります。建前上、特定の商品の販売を目的としていることが多いですが、「たくさん売れば儲かる」「会員を増やすと取り分が増える」「頑張れば不労所得を得られる」などと人の心を揺さぶり、多くの人を低コストで働かせるように仕向けます。射幸心を煽られた人は友人、家族、親戚などのありとあらゆる人脈を使い、商品の購入と入会を勧めます。過度に射幸心を煽られているので本人は「良いことをしている」という認識であることが多いです。しかしまわりからすると「異常な勧誘」と受け取られ当人の信用を失います。数人は商品購入や入会をしてくれる人も出てきますが、必ずいつか頭打ちになります。すなわち必ず損をします。刻一刻と組織解体へのタイムリミットは迫っていて、騙されたと気づいた時には取り返しがつかないことになります。社会経験の少ない人や虚栄心の強い人が騙されることが多いです。タバコや麻薬と同じで始めてしまうとなかなかやめられないので最初から関わらないことが賢明です。

このような一般的なマルチ商法(ネズミ講に近い形式)をご存知の方は多いと思いますが、最近では驚くほど手口が巧妙化しています。当ブログでも取り上げていますが、免疫のない方は簡単に騙されてしまいます

「一発逆転」「不労所得」「みんな稼げる」にはご用心。

マルチ商法は貧困ビジネス、違法労働、犯罪、不景気の原因とつながっているため厳重な注意が必要です。注意喚起が大切です。