脱退の発表に関して。 | 「づきづきゆづき」

発表の通り4月4日をもってwonder【Age】plus+を脱退する運びとなりました。

3周年という本来手放しで喜ぶべき日を目の前に控えている今、悲しいお知らせをしてしまってごめんなさい。

先ほど更新された文章の中で兼ねてより続く体調不良とありましたが、これは1月のライブ出演をお休みさせていただいた理由と同じものです。

肉体的なものというよりは、精神的な疾患で、昨年の冬頃から症状に気が付き現在も続いています。
知らず知らずの内に、多くの不安を抱えながらハードなスケジュールをこなしていく現状のバンド活動がストレスとして大きな負荷がかかっていたようです。


以前皆に伝えた通り、医師との相談の結果療養を最優先にするため、1月はバンド活動に加え私的な活動にもお休みを頂きました。

そのような療養期間を経て2月のツアーに臨みましたが、やはり精神的なものであるので早期に元の状態まで回復させる事は難しく、脱退までのスケジュールの多くもお休みを頂くことにしました。ごめんなさい。



そして体調を崩してからいろんな事を考えました。

これまでの僕の人生、これからの僕の人生、僕が今まで是だと思っていたあらゆる価値観、これからもバンドを続けるということはどういうことなのか…等。

そのような中で、このままwonder【Age】plus+のメンバーとしてバンド活動を続けていく事に対して強い不安を感じるようになりました。

これらの自分の考えをメンバーに打ち明けた結果、僕の進退については僕の意思がそのまま尊重されるということでしたので、それを踏まえた上で改めて自分が今後どうしたいのかを考えました。

もちろんこのタイミングで、こんな恣意的な理由で脱退を申し出るのは
一緒に頑張ってきたメンバー、今まで応援してくれたファンの人たちや支えてくれた全ての人たち、それら全ての人を裏切る行為だと自認しています。

しかし、それでも僕が出し得た結論は「バンドを生業としようとする事を諦め、一般人に戻る。」というものでした。


僕の年齢や所属する集団を知っている人も多いと思うので「やっぱり辞めるのか」思う人もいるかもしれません。

しかし僕は、初めからこのようなレールを敷いてここまできたわけではありません。
ですから今日までに僕がwonder【Age】plus+に費やした時間や労力、これは間違いなくメンバーやファンの皆と共に描いた未来のために費やしたのでありその気持ちに嘘偽りは一切ありません。
結果として僕には覚悟が足りなかったのでしょうが。


そして3月のイベントライブ出演をお休みさせ頂く中、3月15日公演のみ出演する事に関してですが、
この発表後多少無理をしてでも東名阪各所を回りたいという僕の申し出によりこのような形となりました。

東名阪を中心にライブ活動をしてきた中で発表後、回らない地域があるのはなんだか薄情に思えるし、何よりも2月のツアーで東名阪各地で頂いたお手紙やメッセージの中に「次も楽しみにしてます。」というような内容が書かれていたのが忘れられなかったので、我儘を言わせてもらうことしました。



あまり偉そうな事は言えないのですが、残る3本のライブは勿論全力で臨みますので、宜しくお願いします。

上手く心境や経過が伝えられているか分からないですが、今自分の言葉にできるのは上記の通りの文章です。