ワンマン。個人的に思った事。 | 「づきづきゆづき」

なんだか昨日当たり前のようにライブが始まって、当たり前のように盛り上がって、当たり前のようにライブが終わったわけなんですが
それは全然当たり前のことじゃなかったなーと、今ふと思いました。


と言うのも、東京にライブしに行き始めた頃は、ホールから冷たい視線ばかりがこっちに突き刺さるのが当たり前でした。
東京でまったく知られてなかったからそりゃそうなんだろうけど。

でも僕たちはそんな現状をなんとかしたくて
メンバーと重たいフライヤーと手焼きのサンプルCDを何千枚と抱えながらフライヤーを配るためだけに何度も東京に足を運んでました。
あの時は何故か東京にバスで行ってました…(笑)

そういえば青春18きっぷで10時間位かけて東京に行ったこともありましたし、

真冬に新宿のビル陰でフライヤーにホッチキス止めてた事もありましたし、

東京まで来たはいいけど泊まるお金が無くて真冬の池袋を朝まで彷徨ってた事もありました。

端から見たら本当に意味分かんないことしてるなーと思うんですが、昨日撮影会の時に「ゆづきくんにフライヤー貰ってなかったらワンプラの事知れてなかったです」と言ってくれた子がいて、あれらの行為はきっと意味のある事だったんだなと思いました。


僕たちが必死にしてきたことは決して費用対効果の高いものではないと思います。
でもワンプラは要領の良いバンドじゃなくて、いろいろ回り道しながら泥臭い努力を続けて前に進んできたバンドだと思っているので、その一つの結果として形になったのが昨日のワンマンだったように思います。

 

そんなこんなをいいつつも、僕らがつかみ取った昨日、ではなくて皆の応援のおかげで成り立った昨日、である事が前提だと思ってますが。

 

だからなんだというわけではないんですが、ふと思ったので。備忘録代わりに。