算数は思考力をつけるもの。

本来ならそのはずですが、

実は、

算数の勉強で頭が固くなる現象多発。

 

 

あなたのお子さんは、どうですか?

頭柔らかいですか?

いろいろ考える力がありますか?

じっくり、ああでもない、こうでもない・・・と
いろいろな角度から考える力ありますか?

 

ちょっと問題に取り組んで、

ちょっとわからないと、

すぐに投げ出したりしていませんか?

 

 

 

 

 

「うちの子は大丈夫」

と思う人も、ぜひ、お子さんに次の「お題」をやらせてみてください。

 

・・・・・

 

 

コピー用紙を折って、正三角形を作りましょう。

ただし、定規や分度器を使ってはいけません。

 

・・・・・

 

 

小学校高学年や中学生にこのお題を出しても、

できないんですよ。

かなりの割合で。

 

 

テストで計算問題など解けて得点できる子達です。

 

そんなお題はテストに出ないからいい!

・・・って思いますか?

 

頭が悪いのではなく、

成績も悪くはない。

 

でも、頭が固い。

 

いろいろな角度から考えたり、

A案がだめなら、B案、C案はどうだろう?

って考えるのではなくて、

 

A案がだめなら、ギブアップ。

・・・考えようとすることさえ諦めてしまう子も多いです。

 

 

こういうの、怖くないですか?

 

これは、

計算問題をたくさん解くことで、

問題を速く正確に解く訓練ばかりしていて、

実際には、じっくり考えたり、あれこれ工夫する、

「試行錯誤」をしていないことが大きな原因です。

 

前にも「日本人の思考の弱さ」の記事で書きましたが、

日本人は「考える」訓練がたりない。

覚えること、

情報をインプットすること中心の勉強になっている。

 

だから、こんなふうに頭がカチカチになってしまいます。

 

 

危機感を覚えます。

ゾッとします。

 

自由で芸術的で美しい学びの中で、

いろいろ工夫をしたり、

ああでもない、こうでもないと考えることで、

思考を鍛え、頭をやわらかくしてほしい。

 

しないと、ほんとに、まずいですよ。

 

 

私は過去20年以上の教員生活のなかで、

学校などで、実際に子どもたちに教えて、

「これは、非常にまずい。」

「この状況は怖い。」

「日本の将来は考えられない人間が担うことになってしまう。」

と、ものすごく危機感を覚えました。

 

だから、

少しずつでも、

頭をやわらかくできる学びを、

小学生のうちからやってほしいと心から願って、

「楽しい算数アクティビティ」講座を運営しています。

 

 

〜受講者様のことばから〜

 

子どもたちにはぜひ、石川さんの教材で大切にされているような算数の世界を味わって欲しいです。前回の分数コラージュも、公立校の息子は少し戸惑っていましたが、親子で楽しみました。

息子の宿題などを見ていてもドリル的な学習ばかり、本人も高得点を取ればOKと思うようになってきており、母親としては危機感を覚えています。

ドリルじゃない、点数じゃない学びの世界に親しんでくれるようにと願うばかりです。私たち親子に素晴らしい時間をありがとうございます(^^)

(NUさま 小学校5年生の息子さんと「楽しい算数アクティビティ」講座受講中)

 

 

 

「楽しい算数アクティビティ」は、

毎月、

楽しいアクティビティを課題にして、

手作りをしたり、

芸術的な作品を創造したり、

パズル的なものに取り組んだりしながら、

考える力、算数の力を育てる講座です。

 

お子さんの頭がカチカチになってしまう前に、

または、すでにその傾向があるお子さんに、

ぜひ、取り入れてください。

 

詳しくはこちらです。