今まで、炭水化物は体に入ると消化され、ブドウ糖になると思っていました。
実際は炭水化物は糖類と食物繊維に分けられ、糖類もブドウ糖、果糖、脳糖(名称的には一般的では無いそうです。)に分けられるそうです。
ブドウ糖は思っている通り、脳を初め体のエネルギーです。
脳は基本的にはブドウ糖のみをエネルギーにします。
果糖は一定量は肝臓でブドウ糖に変換されますが、一定量を超えると中性脂肪になります。その上、血液の糖化作用がブドウ糖の10倍と非常に高いことが問題です。
糖尿病はインスリンによる血糖値(ブドウ糖の割合)を抑える効果が低くなる病気ですが、果糖はインスリンの影響を受けません。
果糖はインスリンの影響を受けないから、ブドウ糖より太りにくいという記事もありますが糖化しやすい上にインスリンが効かないのはブドウ糖より太りやすいと私は感じます。
少しお話が逸れて、清涼飲料水に多く含まれる「果糖ブドウ糖液糖」と「ブドウ糖果糖液糖」(こちらは少し聞き慣れない感じですね。)は果糖とブドウ糖を結合させていない糖です。砂糖は果糖とブドウ糖を結合した糖です。
果糖の割合が50%以上の場合、「果糖ブドウ糖液糖」、
果糖の割合が50%未満の場合、「ブドウ糖果糖液糖」です。
果糖は低温状態では甘みを強く感じる為、清涼飲料水に多く使用されています。
本当は清涼飲料水でブドウ糖を取ろうと思っていたのに実際に取れていたのは果糖で一部はブドウ糖だったり、ブドウ糖に変化しますが、ほとんどは中性脂肪にしかならないと言う残念な結果を知りませんでした。(それは中性脂肪が高いはずだ。)
果糖も役割が無いただ脂肪になるだけの物質ではなく、乳酸に変化して、クエン酸サイクルに組み込まれます。だから、運動をしている状態ではブドウ糖も果糖もエネルギーとして使用されます。
摂取エネルギー量を減らすか、基礎代謝を上げることにより必要エネルギー量を増やすかは個人の判断ですが、運動、特に筋肉を増やすような運動は大事だなと思いました。
あるプロティンのCMで女優さんがトレッドミルで走った後にエアロバイクを漕いでいましたが、有酸素運動ばかりだなと思いました。マシンジムやバ-ベルなどの筋トレは消費者には敷居が高いとCM制作者が考えているのかもしれません。
有酸素運動は体が慣れると消費エネルギーを減らして、省エネ運転を可能にします。それは心肺能力の強化や負荷に対応する筋肉量の減少になる為、スピードを上げたり、負荷を重くしていくことが必要になります。強度の追加は故障の要因になりやすいと言うデメリットもあります。維持が維持にならない不都合な真実です。
自転車で健康作りが出来ると考えて、ある程度負荷を上げていきましたが、結局疲労の方が高くなり、負荷を減らしました。
今、考えると負荷を上げることは良いことですが、有酸素運動のみでは維持は難しかったのかなと思っています。
但し、筋力の向上が難しい場合に同じ負荷で回数を増やすことでも刺激にはなるのですが、時間が延長して行く為に時間ばかり掛かると言う事も発生します。全てに一長一短があります。
腹八分目といいますが、食べる量を40歳以降は減らして適量にしていくしかないのかなと感じています。
食欲の秋でも食欲セーブですね。
ブログを読んで頂き、ありがとうございます。
記事に失礼な点があれば、申し訳ありません。